「トロッコ電車」の愛称で知られる黒部市の黒部峡谷鉄道で、4月の運転再開に向けて車両の点検作業が行われている。 運転を休止する冬期間には、駅員や車掌なども加わり、社員がトロッコ電車を解体して清掃、研磨する整備作業に当たっている。機関車や客車などは計約320両あり、機関車1両あたり約10人が10日ほどかけて入念にチェックするという。 車掌の谷島八尋さん(19)は「最初はどの工具を使うのかわからなくて戸惑った。普段見ることが出来ない電車の内部をじっくりと見られて良かった」と話していた。 黒部峡谷鉄道は、4月20日に宇奈月―笹平駅間で運転を再開し、5月10日に全線開通を予定している。
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