今後、マイクやカメラ、磁気センサといったモバイル機器に内蔵されたセンサーによって起動されるというマルウェアが登場する可能性があるという(本家/.)。 カメラやマイクについては注意を払う人がいそうだが、アラバマ大学の研究チームがAndroid搭載スマートフォン「HTC Evo」を調べたところスマートフォン自体に振動や磁場を検知するセンサーが組み込まれており、カメラやマイクを除いたとしても、これらをトリガーにしてマルウェアの起動が可能であることが分かったそうだ。これを悪用することで、普段は善良なソフトウェアとして振る舞うも、あらかじめ定義されている音楽、テレビ番組、瞬く光といった特定の信号を受信すると悪意のある活動を実行する、というマルウェアを作成できるという。