最新の調査によると、米中央情報局(CIA)元職員のEdward Snowden氏が米国のスパイプログラム「PRISM」の存在を暴露したことで、米国のクラウドプロバイダーの海外におけるビジネスチャンスが損なわれており、将来的にはさらに大きな影響を受ける可能性もあるという。 4万8000のメンバーを擁するクラウドセキュリティアライアンス(CSA)がおよそ500のメンバーを対象に実施した調査によると、このスパイプログラムの存在が暴露されたことによる悪影響が既に出ているという。なおCSAには、米国における大手のソフトウェア企業やクラウドプロバイダー、セキュリティ企業、サービスプロバイダーのほとんどが企業メンバーとして加盟している。 同調査に参加した米国以外の組織のうち、10%は米国に拠点を置くクラウドプロバイダーとのプロジェクトを既に中止したと回答しており、56%は将来的に米国のクラウドプロバイダ