積雪515センチ 青森・酸ケ湯、国内最高記録 八甲田山系にある青森市酸ケ湯温泉で行われる除雪作業=21日午後 青森地方気象台は21日、八甲田山中腹にある青森市の酸ケ湯で積雪515センチ(午後1時現在)を観測し、現行の観測地点の中で国内最高を記録したと発表した。全国ではこれまで、酸ケ湯で2005年3月4日に観測した501センチが最高だった。 気象庁によると、観測を終了した滋賀県の伊吹山測候所(当時)では、1927年に11メートル82センチを観測している。 酸ケ湯では前日からの24時間に新たに40センチ以上の雪が降り積もり、積雪が平年(331センチ)の1.5倍に達した。同気象台技術課は「15日以降に強い寒気が入って雪雲がかかり続け、大雪をもたらした」と説明した。 21日午後5時現在の青森県内の積雪は弘前136センチ(平年59センチ)青森111センチ(80センチ)むつ59センチ(40センチ