酒場詩人の吉田類が全国の低山を訪ね、その魅力を堪能!今回の舞台は、野生のサルがすむ大分・高崎山。1000匹ものサルがすむというサルの楽園、その意外な歴史とは? 大分と別府の境にある高崎山。そこは、野生のサルが1000匹もすむ山として知られている。なぜこの山にサルが住み着くようになったのか?その歴史は意外にも古く、江戸時代にさかのぼる。さらにそれ以前、高崎山の山頂付近には、大友氏の山城があった。南北朝時代から250年間、一度も落ちることがない難攻不落の城だったが、戦国時代末期、突如廃城にまってしまう。そこには、あの「サル」が関わっていたというのだが…