解説 あるフォルダーの下にあるファイルを全て走査して、例えば6カ月以上更新されていないものを抽出/削除したり、特定のテキスト処理(パイプによるコマンドの連続適用など)を行ったりしたい場合、どのようにすればよいだろうか。 コマンドプロンプト上でfor /rコマンドを使えば再帰的なファイルの走査は可能だ。しかし、forコマンドでは特定の更新日付を持つファイルだけを抽出することはできない。 PowerShellを使えば、特定の条件を満たすファイルだけを抽出できる(具体的な手順は右側の関連記事を参照)。しかし、これはPowerShellがインストールされている環境でしか使えないし、何よりPowerShellを新たに覚える必要もある。 従来のコマンドプロンプトでの操作に馴れたユーザーなら、このような場合はforfiles.exeコマンドを利用するとよいだろう。これは指定されたフォルダーの下を(必要な
VbScript(WSH)からコマンドを起動する方法の覚え書き。 ちょっとした処理の自動化をしたいとき、Windowsであればバッチファイルを作成するけど、すこし複雑なことを行おうと思うとWSHが便利。 WSHからDOSコマンドラインを起動する方法は以下になる。 ▼書式 WScript-Shellオブジェクト名.Run ( "実行コマンド記述", ウィンドウ表示モード指定, 同期モード指定 ) ▼ウィンドウ表示モード指定 コマンド実行時のウィンドウサイズを数値で指定する。 0 = 非表示 / 1 = 通常ウィンドウ / 2 = 最小化 / 3 = 最大化 ▼同期モード指定 通常はDOSコマンドをスクリプトから実行した場合は非同期モードとなり、実行したコマンドの終了を待たず、Scriptの次のコードが実行される。 DOSのコマンドの実行が終了するのを待って次のコードを実行したい場合は、同期指
対象:Windows 10/Windows 11、Windows Server 2016/Windows Server 2019/Windows Server 2022 レジストリをコマンドラインで操作したい! Windows OSでは、「レジストリ」に設定されている値などに基づいて、システム各部が動作するようになっている。Windows OSの設定を変える場合、通常は標準装備の設定ツールやコマンドなどで設定すると、それが最終的にレジストリに反映されることで、Windows OSの挙動が変わる。そのため、レジストリを直接操作する必要はないことが多い。 しかし、中にはレジストリを直接操作しなければならない設定項目もある。 レジストリを操作するためには、一般的にはグラフィカルユーザーインタフェース(GUI)ベースの「レジストリエディター(regedit.exe)」を使うことが多い。しかし何度も
Windows Script Programming でよく使われているイディオムに以下のようなものがあります。 @if(0)==(0) ECHO OFF CScript.exe //NoLogo //E:JScript "%~f0" %* GOTO :EOF @end WScript.echo("こんにちは") : これは本体を .CMD (.BAT) ファイルとして保存しておきながら、実行の際は自分自身を JScript として実行するというものです。 んで、なんでこれがうまく動作するのかがよくわからなかったので調べてました。 まず前半の CScript 実行の部分はなんとなく理解。 コマンドの先頭には @ を付けてコマンドエコーを抑止する機能があるので、if にも付けられる。 普通に (0) == (0)は true だから echo off。 CScript で自分自身を引数つきで
MOONGIFTはオープンソース・ソフトウェアを紹介するブログです。2021年07月16日で更新停止しました まだちょっとだけ不安定なところもありますが、期待できるUIです。 WindowsでCUI操作を行おうと思ったら使うのがコマンドプロンプトだと思います。正直使い勝手が良いものではありません。もっと洗練されたUIで使い勝手の良いコンソールが欲しい、そう考える人は少なくないようです。 格好いいコンソールを目指して作られているソフトウェアがcmderです。実際、起動してみるとなかなかいい感じのUIになっています。これは仕事が捗りそうですよ。 まずUIがすっきりとしていていい感じです。カラーリングもされていますし、フラット系UIなのも良さげです。 さらにタブが使えます。複数タブでコンソールを一つのウィンドウにまとめて管理できます。 ロックすると入力できない状態にできます。これも役立つ場面があ
バッチファイル基礎文法リファレンス 目次 はじめに 基礎 数値 文字列 配列 連想配列 制御文 関数 ファイル入出力 正規表現 糖衣構文 注意 参考 付録 改版履歴 2010年 2月11日 初版 2010年 2月13日 遅延環境変数展開を追加 2010年 2月14日 糖衣構文を追加 2010年 3月 2日 特殊な変数展開を追加 2010年 3月11日 文字列の抽出を編集 はじめに バッチファイルとは コマンドプロンプトを起動すると、コンソールにプロンプト(C:\>) が表示され、コマンドの入力を促されます。ユーザーはキーボード からコマンドを入力することで、いろいろな処理を実行することが できます。これを「コマンドコンソール機能」と言います。 しかし、決められた処理を実行するために毎回同じコマンドを一つ 一つ入力していくのは面倒です。 そのため、実行するコマンドをあらかじめファイルに書いて
はてなグループの終了日を2020年1月31日(金)に決定しました 以下のエントリの通り、今年末を目処にはてなグループを終了予定である旨をお知らせしておりました。 2019年末を目処に、はてなグループの提供を終了する予定です - はてなグループ日記 このたび、正式に終了日を決定いたしましたので、以下の通りご確認ください。 終了日: 2020年1月31日(金) エクスポート希望申請期限:2020年1月31日(金) 終了日以降は、はてなグループの閲覧および投稿は行えません。日記のエクスポートが必要な方は以下の記事にしたがって手続きをしてください。 はてなグループに投稿された日記データのエクスポートについて - はてなグループ日記 ご利用のみなさまにはご迷惑をおかけいたしますが、どうぞよろしくお願いいたします。 2020-06-25 追記 はてなグループ日記のエクスポートデータは2020年2月28
バッチのまとめTOPへ Windows上の処理を自動化するプログラムが,BATファイルである。 「コマンドプロンプト」上での手作業を省略し,自動実行できる。 Windowsが存続する限り,BATファイルはなくならないだろう。 バッチ・プログラミングの需要は,何があろうとこの先生きのこる。 このWindows 10の時代でもそうだ。 BATは,MS-DOSの時代から長く使われてきた。 そのため,各コマンドに関する個別のノウハウや情報は多い。 だが,実用的なノウハウを体系的に整理したものは,あまり見かけない。 そこで以下では,BATをコーディングする際の良質なパターンを列挙する。 (0) BATプログラミングの特徴 (1) BATファイルの雛型 (1−1) 冒頭と末尾のテンプレート (1−2) 反復して実行可能に (2) バッチの構造化 (2−1) ルーチンの分割 (2−2) 実行ファイルや実
DOSコマンドを実行し出力データを取得するProcessStartInfo.RedirectStandardOutputプロパティをTrueにしてプロセスの出力がProcessインスタンスのStandardOutputプロパティ(StreamReaderクラス)に書き込まれるようにすることで、出力データを取得できるようになります。 下の例ではDOSのDIRコマンドを実行して、その出力結果を取得しています。 'Processオブジェクトを作成 Dim p As New System.Diagnostics.Process() 'ComSpec(cmd.exe)のパスを取得して、FileNameプロパティに指定 p.StartInfo.FileName = System.Environment.GetEnvironmentVariable("ComSpec") '出力を読み取れるようにする p
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