今季のパリーグ最多勝は、日本ハムの大谷翔平とロッテの涌井秀章が分け合った。 二人は全くタイプの違う投手だ。投球内容も異なっている。 そんな二人が「最多勝」という一つのタイトルを分け合う。これも野球というスポーツの妙味ではないかと思う。 二人の今季の投球内容を徹底比較してみよう。 まずはSTATSの比較からだ。 勝利数は同じ15だが、登板数は涌井が6試合多い。二刀流の大谷翔平は、登板間隔が広かったうえに、5月初旬にローテーションを飛ばしている。 敗戦数は涌井が4つ多い。 QSとは6回以上投げて自責点3以下で投げた試合。投手の最低限の責任とされる。 大谷は22登板で16QS、涌井は28登板で21QS。ともにQS%は70%を超え、安定感があった。涌井の22QSは、パでは楽天の則本に次ぐ2位だった。 投球数は大谷が2462球、涌井が3127球。1イニングあたりの投球数は大谷が15
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