上図の例では、「生物」という概念は「植物」と「動物」に分類され、「動物」は「犬」と「猫」に分類され、「猫」は「頭」「胴体」「足」「しっぽ」という属性を持ち、「足」には「肉球」があり…、といった具合に世の中のさまざまな物事を整理することで、モノとモノの関係性や、モノが持つ情報を表現できるといったものがオントロジーです。 (2) コーパス コーパスは、処理するデータを大量に集めたものです。例えばテキストコーパスは文章を大量に集めたもので、新聞記事や雑誌、小説、辞書などが挙げられます。音声コーパスは音声を大量に集めたもので、対話、インタビュー、講演などが挙げられます。 要は、データの集まりのことをコーパスと言いますが、AIにおいてはコーパスを集めることが非常に重要で、コーパスが充実しているかどうかがAIの成否を分けるポイントとなります。 (3) ディープラーニング(深層学習) 次は自然言語処理で