パナマのサンティアゴで、カルト宗教の集団から救出された人を担架で搬送する救急隊。同国のテレビ局TVNノティシアの映像より(2020年1月17日撮影)。(c)AFP PHOTO / HO 【1月19日 AFP】パナマの辺境地にある先住民の村で、子ども6人と妊婦1人が宗教儀式の犠牲(いけにえ)にされたとみられることから、警察の増援部隊が派遣された。当局が17日、明らかにした。 警察部隊が向かったのは、首都パナマ市から約250キロ離れたカリブ海(Caribbean Sea)沿岸、ノベブグレ(Ngabe Bugle)自治区にあるテロン(Terron)という共同体。地元住民らは「恐怖に陥っている」という。 隣接するベラグアス(Veraguas)県のエンリケ・マルティネス(Enrique Martinez)警察長官は、同地域に「現在、特別部隊が向かっている」と発表した。 現地では16日、妊婦1人と1歳