「今の若者がバカばかりなのは、テレビやゲームばかりやっているからだ」「ケータイが語彙を貧弱にし、日本語を壊す」といった論は、飽きた。喰いつきやすく、燃えやすいが、二項対立水掛け論は見えてるから。ウチダ先生あたりが新書で小金を稼ぐのにちょうどいいネタ。 それが、同じネタでユニークな本が出ている。これまでと真逆なところが良い。 テレビやゲームは頭を良くするそうな。最近の翔んだ識者がふりまわす「ゲーム脳」「ネット漬け」に真っ向から反論するのみならず、攻め込んでいるところが痛快ナリ。どこのコミュニティにも必ず一人はいるアマノジャ君の戯言かと思いきや、家庭用ゲーム、テレビドラマ、ネットコミュニティを例に挙げ、えらく説得力ある論を展開する。 骨子はこれ↓ 昔と比較すると、ゲームやテレビドラマは複雑化している。楽しむためには、一定の知的水準を要求するようになっている そうした複雑化するゲームやテレビドラ
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