任天堂の2010年3月期決算は、大幅な減収減益となった。SNSアプリやケータイアプリなどプラットフォームが増加する中、任天堂をとりまくビジネス環境が不透明さを増していることは否めない。それは、言い換えれば、ゲーム業界の行方そのものの不確実性の高まりを意味している。 (文/ジャーナリスト・石島照代) 任天堂が発表した2010年3月期連結決算は、売上高が前期比22%減の1兆4343億円、営業利益は36%減の3565億円、純利益が18%減の2286億円と、6期ぶりに減益となった。今期も減益の予想で、がっかりしたのか株価も急落した。減益と新ハード「ニンテンドー3DS」だけに評価が集中する任天堂の決算発表内容から、業界の今を読み解く。 任天堂決算のマイナス材料は 欧州の不振とハード売上の鈍化 確かに、任天堂が発表した2010年3月期連結決算は、数字だけ見れば減収減益だった。だからといって、任天堂が危
2008年のハードとソフトを合わせた国内ゲーム市場規模は約5826億円で、対前年比84.7%(エンターブレイン調べ)だった。とりわけ、ハードは対前年比76.5%(同)となり、新型ゲーム機の普及はひと段落した格好だ。 そんな中、Xbox 360が健闘している。国内では他のプラットフォームと比べて数字自体大きくないものの、据え置き型ゲーム機で唯一、前年の販売台数を上回る結果を残した。累計販売台数は94万台(3月1日時点、メディアクリエイト調べ)を突破し、いよいよ悲願の100万台到達が目前に迫ってきた。 日本でのXboxビジネスのかじ取りを担う、マイクロソフト 執行役ホーム&エンターテイメント事業本部長の泉水敬氏に、好調の背景と今後の展望について話を聞いた。(聞き手:秦 和俊) ――2009年の年初に、Xbox 360の世界での累計販売台数が2800万台を突破しました。日本での販売も好調で、外部
米Microsoftは1月5日、2008年にXbox 360の世界での累計販売台数が2800万台に達したと発表した。 ソニーのプレイステーション 3(PS3)より800万台以上多いという。 またXbox LIVEの会員数は1700万人以上になり、オンラインユーザーの支出額も前年比で84%増となった。Xbox 360が発売されて以来3年間で、Xbox LIVEに支払われた金額は10億ドル以上になるという。 地域的には日本と欧州が好調で、どちらの地域でも市場シェアが倍の規模に拡大したという。またEMEA(欧州、中東、アフリカ)地域だけで、販売台数が800万台以上になった。 Microsoftによると、2008年は、Xboxが備えるゲームとエンターテインメントコンテンツの配信機能を利用したユーザーが増えたのが特徴だった。2008年末は、米Netflixのオンラインビデオレンタルサービスを利用でき
すべての Microsoft 製品 Global Microsoft 365 Teams Copilot Windows Surface Xbox セール 法人向け サポート ソフトウェア Windows アプリ AI OneDrive Outlook Skype OneNote Microsoft Teams PC とデバイス Xbox を購入する アクセサリ VR & 複合現実 エンタメ Xbox Game Pass Ultimate Xbox Live Gold Xbox とゲーム PC ゲーム Windows ゲーム 映画とテレビ番組 法人向け Microsoft Cloud Microsoft Security Azure Dynamics 365 一般法人向け Microsoft 365 Microsoft Industry Microsoft Power Platform W
ソニーが1月30日に発表した2006年第3四半期(10月~12月)の連結決算によると、ゲーム分野の売上高は拡大した一方、損益面では542億円の営業赤字(前年同期は678億円の営業利益)となった。プレイステーション3(PS3)の「戦略的な価格設定」(同社)が損益を圧迫したほか、PSPハードが落ち込んだ。PS3の「生産出荷台数」は184万台で、目標としていた200万台には届かなかった。 生産出荷台数とは工場から出荷された数で、実際の販売数ではない。任天堂と同様に販売台数を公表するべきではという指摘もあるが、同社の大根田伸行CFOは「生産出荷台数で発表しているのは、数をアキュレート(正確)に把握できるから」と説明した。 ゲーム分野の売上高は4428億円と、前年同期比5.6%増。PS3のハード・ソフトが増収に貢献したが、PSPハードやPS2ハードは減収。損益面では、PS3の価格引き下げやPS3立ち
SCE、PLAYSTATION 3の国内生産出荷が100万台達成 −約2ヵ月で北米と合わせて全世界累計200万台 株式会社ソニー・コンピュータエンタテインメント(SCE)は、2006年11月11日より販売を開始したPLAYSTATION 3の日本国内向け生産出荷台数が、1月16日の時点で100万台を達成したと発表した。 8日に発表した北米での100万台達成と合わせて、全世界生産出荷累計は200万台に達しており、これまで同社が発売してきた他のプラットフォームの中でも「最速の立ち上げ」としている。 また、ユーザー同士でのメッセージ交換や動画チャット、コンテンツ配信などが利用できるネットワーク機能「PLAYSTATION Network」への登録アカウント数は日米合計で50万人を突破した。 ダウンロードコンテンツについては、2006年12月24日より配信開始した無料ダウンロード配信ゲー
【10月16日】 使って試してみました! ゲームグッズ研究所 PSP-3000発売! 既存のPSP用グッズは使えるの? 早速発売されたPSP-3000用の液晶保護フィルターも試す オンラインゲームファーストインプレッション エンカウント方式を採用したMMORPG シミュレーションライクな対人戦が熱い 「アトランティカ」 ゲームヤロウ、WIN「Transpee」発表会開催 カジュアルな3Dカートレース。神子島みかさんがゲームに挑戦 ケイブ、iモード「SWITCH」 「ケツイ」のシステムを使用したオンライン育成シューティング ゲームオン、「ゲームオンフェスタ2008」 ステージプログラム公開。シークレットイベントも実施 セガ、DS「カルドセプトDS」 公式全国大会のWi-Fi予選を12月1日より開始 KONAMI、PS3「METAL GEAR ONLINE」 ゲーム内アイテム付
ソニー・コンピュータエンタテインメント(SCEI)は1月16日、2006年11月から発売を開始した「PLAYSTATION3(PS3)」について、日本国内市場に向けた累計生産出荷台数100万台、全世界生産出荷累計200万台を達成したと発表した。北米では2006年末に100万台を達成している。 年末商戦期には、自社および契約ソフトメーカーによるゲームタイトルを発売。2006年12月末時点で、PS3専用ソフトウェアの累計生産出荷数量は、日米合計で500万本を超えたとしている。 PS3は、システムソフトウェアのアップデートが可能なことから、「プレイステーション・ポータブル(PSP)」との連動機能や、ネットワーク上のコンテンツの再生機能をはじめとする開発を図り、ユーザー同士でのメッセージ交換や、動画チャットなどの基本的な機能、サービスに加え、PS3向けネットワーク対応ゲームソフトのダウンロードの利
任天堂は1月10日、2007年3月期の連結業績予想を大幅に上方修正した。「ニンテンドーDS」のハード・ソフトをはじめとした製品の売り上げが順調なため。 修正後予想は、売上高が前回予想から21.6%増の9000億円、経常利益が同23.5%増の2100億円、純利益が同20%増の1200億円。期末配当予想も修正し、前回予想の330円から80円増の410円とする。年間配当は480円となる見込み(前期実績は390円)。 ニンテンドーDSの予想販売台数も上方修正し、当初から300万台増の2300万台になる見通し。ソフトも1800万本増の1億本に修正する。任天堂の韓国法人は9日、韓国内でニンテンドーDSを発売すると発表している。 Wii本体の予想販売台数は当初の600万台から変えないが、ソフトは当初から400万本増の2100万本に上方修正した。 関連記事 任天堂が業績を上方修正 DSが好調 任天堂が今期
任天堂は8月1日、ニンテンドーDS(Lite含む)の国内販売台数が、7月末に1000万台を突破したことを明らかにした。発売から約20カ月で1000万台突破は、ゲーム機として国内最速という。 3月に発売した「Lite」の販売台数は、6月末時点で272万台にのぼった。 日本を含む世界出荷台数は、6月末時点で2172万台。うちLiteは415万台を占めている。 関連記事 ニンテンドーDS、4~6月期に454万台販売 通期予想は1700万台に ニンテンドーDSの勢いが止まらない。任天堂が発表した第1四半期決算によると、前年度販売台数の4割にあたる454万台を3カ月間で販売。ハード・ソフトとも通期の販売予想を上方修正した。 PSP失速 「DSに苦戦している」とソニー ソニーは、2006年4~6月期のPSPの世界出荷台数が202万台となり、前年同期の出荷実績を7万台下回ったと明らかにした。「DSに苦戦
ソニーは、7月27日に開いた2006年4~6月期(第1四半期)の決算発表会で、同期のPSPの世界出荷台数が202万台となり、前年同期の出荷実績を7万台下回ったと明らかにした。 「PSPの売れ行きは予想を下回った。国内ではニンテンドーDSに苦戦しているのが大きな要因」と、同社の大根田伸行CFO(最高財務責任者)は分析した。欧州での販売も苦戦しているが、米国では計画通りに推移しているという。 PSPの年度別出荷台数は、2004年度が297万台、2005年度が1406万台。今年度は1200万台の出荷を見込んでいる。PSPは年末が最大の商戦期で、大根田CFOは「年末に向け、在庫は吸収できる」との考えを示した。 第1四半期のPSP用ソフトの出荷本数は910万本で、前年同期比86%増となっている。 関連記事 ニンテンドーDS、4~6月期に454万台販売 通期予想は1700万台に ニンテンドーDSの勢い
任天堂は7月24日、2007年3月期の中間期・通期業績の予想の上方修正と2006年4~6月期(第1四半期)の連結決算を発表した。 第1四半期のニンテンドーDS(Lite含む)の販売台数は合計454万台に上り、2006年3月期(2005年度)の合計販売数(1146万台)の約4割にあたる台数を3カ月間で販売したことになる。今期の予想販売台数は当初の1600万台から100万台上積みし、1700万台に上方修正した。 ニンテンドーDS販売台数の地域別内訳は、国内が234万台、米大陸が78万台、その他が142万台。またLiteは合計358万台(国内214万台、米大陸68万台、その他76万台)に上り、全体の78%を占めた。特に国内はLite率が91%に上った。 DSソフト販売は合計1835万本となり、前年同期(532万本)の3.4倍に。今期本数見通しは当初予想から500万本上方修正し、7500万本とした
Microsoftが4月27日発表した同社第3四半期(1~3月期)決算は、売上高が前年同期比13%増の109億ドル、純利益は29億8000万ドル(1株当たり29セント)となった。前年同期の純利益は25億6000万ドル(同23セント)だった。 1株利益には3セントの訴訟経費が含まれる。前年同期の訴訟経費は1株当たり5セントだった。 ホーム/エンターテインメント事業はXbox 360の需要が好調で80%強の増収。ビジネスソリューション事業はビジネス管理製品Microsoft Dynamicsがけん引する形で21%の増収となった。 サーバ/ツール事業ではSQL Serverが30%を超す伸びを示し、15四半期連続で2けた台の成長が続いている。MSNの売り上げは5億6100万ドルとなり、前年同期の5億8100万ドルから減収となった。 4~6月期は売上高が115億~117億ドル、1株利益は30セント
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く