この前、たぶんとっっっっっても偉い高僧(85歳)のお経を聴く機会がありました。 普段は西洋音楽にウツツを抜かしていますから、テクストに関して知識を持たない以上、あえて西洋音楽と同じ聴き方をしてみました。罰当たりお許しを。。 (コンサートホールでレクイエムを聴くのと同じ?) ●2人の僧と打楽器のためのお経 ⇒老いた僧(Vo)、若い僧(Vo, Perc) 二人の比較的淡々とした読経にウッドブロックの破裂音が混じる序奏のあと、突然若い僧が木魚で強烈なビートを打ち始めます。ここがまずAの部分(Presto)。 ここでは若い僧の木魚と読経によるオスティナートのごく単純なリズムが形成され、その上に老いた僧の「アリア」が流れる。これがまずは聴きものであったといえます。お経ですからもちろん抑揚は豊かではないし、声が掠れてヴォカリーズになってしまうところもあるんですが、若い僧のリズムを崩すようでいて崩さない
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