先日も「白山の写真展」を紹介した写真家の川島志朗さんが、面白い写真展を開いたというので見てきました。 「明治時代の絵ハガキ・昭和50年頃の記録写真展」(県立図書館ライブラリーサロン・10日まで) 昭和50年代に複写した明治時代の金沢や石川県内を撮した絵ハガキと、ほぼ同じ場所から当時の風景を撮した写真を並べて展示したものです。 昭和50年と言っても、既に35年近く前のこと… 今は近代的なビルが林立して往時の面影はありません。 ましてや、明治時代ですから知られざる金沢の素顔が一杯です。 「歴史都市」の認定第1号に選ばれた金沢ですが、古くは一向一揆の中心都市として尾山御坊が1545年(天文14年)に建立されたのが城郭都市の始まりとされています。 その中心は金沢城。 百間堀の水を抜いて建設中の道路の写真は珍しい! 写真がはっきりしませんが、巽櫓のようです。 この他、丸坊主の卯辰山(軍事目的のため頂