安倍総理大臣は、政府の教育再生実行会議で、小学校から大学までを「6・3・3・4」の年数で区切る今の制度について、「子どもの発達段階に即しているか、問い直す時期に来ている」と述べ、改めて見直しに意欲を示しました。 小学校から大学までを「6・3・3・4」の年数で区切る今の制度を巡っては、自民党の教育再生実行本部が、地域の実情に合わせて、小学校から高校までを「4・4・4」や「5・4・3」の年数などに柔軟に設定できるようにすることなどを提言し、政府の教育再生実行会議が見直しに向けた議論を進めています。 16日開かれた政府の教育再生実行会議で、安倍総理大臣は「わが国の制度は終戦直後に導入された原型が維持されているが、子どもの発達段階に即しているか、能力や個性に柔軟に対応できているか、問い直す時期にきている」と述べ、改めて見直しに意欲を示しました。会議には、子どもの発達に詳しい専門家が出席し、子どもの