15日に終了したことしのセンター試験では、各教科で図やグラフを用いて、思考力などが問われた問題が数多く出されました。センター試験は4年後から記述式の問題が導入されるなど、大きく変わることから、大手予備校は「思考力や読解力などを重視する傾向は今後も続く」と分析しています。 大手予備校がことしの各教科の問題を分析したところ、図や写真、さらにグラフを使って、思考力や読解力を問うものが数多く出題されたということです。 「日本史A」では、「妖怪」をテーマに高校生が日本の近現代史を語った文章が出題されました。 高度経済成長のひずみを表した漫画家の水木しげるの妖怪や、バブル経済やロボット技術をモチーフにしたアニメ「妖怪ウォッチ」のキャラクターが登場し、それぞれの時代背景が問われました。 「現代社会」では、新入社員が会社を選んだ理由をグラフで示し、そこから経済の仕組みや労働環境を考えさせる問題が出されまし
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