2019年7月25日のブックマーク (1件)

  • [読書]学校を作りかえるかもしれない、哲学対話の絶好の入門書。土屋陽介「僕らの世界を作りかえる哲学の授業」 | あすこまっ!

    土屋陽介『僕らの世界を作りかえる哲学の授業』は、哲学対話教育の絶好の入門書だ。特に、道徳の「特別な教科」化の流れで哲学対話に興味を持ち、学校でも取り組んでみたいという方が最初に手にとるべき一冊だと思う。 哲学対話に関する情報がコンパクトにまとまった一冊 このがお勧めポイントは、哲学対話に関する様々な情報がコンパクトにまとまっていること。哲学対話の紹介や日海外での歴史、哲学対話の理念、そこから派生した哲学カフェ、そして哲学対話を始めるための具体的なノウハウまで、一冊の新書で「これを読めば哲学対話について一通りわかる」ものになっている。特に、日における哲学対話の広がりの歴史をまとめている第3章は資料的にも価値が高いし、「哲学対話と普通の対話の違い」について哲学している第4章は、読んでいて非常に面白い。この2つが同じに入っているところが、学校における哲学対話の実践者であり哲学者でもある

    mac_wac
    mac_wac 2019/07/25
    「学校制度の枠組みの中で「既存のあらゆる秩序や道徳をいったん白紙に戻して考える」哲学対話をするのは、どこかに無理が生じるのではないか。」