この連載では、シンガポール在住のライターが東南アジア域内で注目を集めるスタートアップ企業を現地で取材。企業の姿を通して、東南アジアにおけるIT市場の今を伝える。 前回に続き、アジアのスタートアップシーンを紹介するウェブメディア「Tech in Asia」が5月に開催したカンファレンス「Startup Asia」で取材したスタートアップ企業を紹介していく。 なにか特定のつながりを形成することに特化した“クローズドSNS”が続々と登場しているが、「InstaB」は赤ちゃんをノードにユーザーがつながりを作っていくサービスである。マレーシアを起点にシンガポール、香港、インドネシアに進出し、これまで4万3000人の赤ちゃんのアカウントが作られ、1分半に1枚のペースで写真が投稿されているという。 InstaBではその名前からも想像がつく通り、赤ちゃんの写真を投稿してつながりを作っていく。従来の写真共有
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