開設ラッシュとなっているショッピングセンター。ファミリー層を中心に着実に顧客を獲得、百貨店を脅かす存在となっている。そんなショッピングセンターを展開しているのは、小売業だけではない。不動産会社、鉄道会社などさまざまな異業種が入り乱れ、限られたパイを奪い合っているのだ。 JR川崎駅を降りると、目の前に出現する巨大商業施設。ショッピングセンター(SC)として、売上高全国ナンバーワンの規模を誇るラゾーナ川崎プラザだ。平日の午前中というのに、1階の食品売り場は来店客でごった返す。 元は東芝の工場だったこの地に、商業施設の開発を提案したのは三井不動産。市場調査の結果、川崎駅周辺は人口が多い割に商業施設が少なく、近隣住民はショッピングのために、横浜や東京都心に出向いていたからだ。そんな読みは大当たり。2006年の開業以来、売上高は右肩上がりで、急成長を果たしている。 大手不動産会社の三井不が、初めての
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