2011年9月6日〜8日の3日間、神奈川県のパシフィコ横浜・国際会議センターにて、ゲーム開発者の技術交流などを目的としたCEDEC(コンピュータエンターテインメントデベロッパーズカンファレンス) 2011が開催されている。 本稿では、開催2日目に開催された特別招待セッション“日本アニメの伝説、金田伊功氏がゲームに残した物”の模様をリポートしよう。 講師として登壇したのはモバイル&ゲームスタジオ 取締役会長の遠藤雅伸氏とスクウェア・エニックスのモバイル事業部 シニア・マネージャー/プロデューサー時田貴司氏。 金田伊功氏は、一昨年57歳で他界されたスターアニメーター。日本のアニメ界のモーション表現に、“金田パース”と呼ばれる独自の手法を築き、1998年にスクウェア(現スクウェア・エニックス)に入社、SQUARE USAに出向し、フルCG映画『FINAL FANTASY』にアニメーションスーパー