注・超絶ネタバレです。さらに他のデヴィッド・フィンチャー監督作についてもチラッと言及してます。 『ゴーン・ガール』鑑賞。 あらすじをざっくり説明すると結婚記念日に奥さんが行方不明になり、もしかしたらお前が殺したんじゃないか?と疑いをかけられてしまう旦那の話。 M・ナイト・シャマランはSF映画やヒーローもの、心霊映画など、ありとあらゆるジャンルをすべてサスペンスにしてしまうが、フィンチャーもジャンル映画をそのまま撮らないということがわりと多く、もっといえば謎解きやドンデン返し自体にあまり興味がないように思える。 たとえば『セブン』だ。事件が起きて犯人を追うというミステリーの体裁をとっているが、三分の二くらい話がすすむと犯人があっさり自首してくるという通常ではありえないような展開が待っている。しかもモーガン・フリーマン演じるサマセットは住んでる街に嫌気がさしていて「もうこんな罪だらけの街は我慢
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