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ブックマーク / www.miyadai.com (2)

  • ◆田口ランディ×宮台真司◆2005/10/19 宮台発言のごく一部を抜粋 - MIYADAI.com Blog

    宮台 田口さん原作で中原俊監督の『コンセント』のプロモーションで、2002年に対談したんでしたよね。主人公が、体験を意味づけようとする〈社会〉の営みから自由になることで自己回復を遂げるというモチーフに感動したことをお話ししました。実は、僕も似たような「〈社会〉から〈世界〉へ」というモチーフで『サイファ 覚醒せよ』というを2000年に出していたのですね。近しいものを感じました。 田口 (略) 宮台 今回の対談のテーマ「生と死」です。喋るべきことがありすぎて困ります(笑)。どこからしゃべればいいでしょう。まず当たり障りのないところからお話しします。部族段階の古い社会――社会学では「原初的社会」と言いますけど――では必ず「ハレとケとケガレ」の三項図式があります。 ケガレのケとは「ハレとケ」のケと同じ。「気」の字が当たります。精気、つまりアニマです。ケが日常生活を支えているのだけど、放っておくと

  • ずいぶん前ですが押井守『パトレーバー』についてのインタビューに応じました - MIYADAI.com Blog

    ―― まず『パトレイバー』との出会いからお聞かせください。 宮台 劇場版一作目が最初です。僕は85年からテレクラやナンパにはまってサブカルチャー方面から一度離れています。僕は1959年生まれで、僕ら世代は「新人類世代」と呼ばれるけど、「SF世代」であっても「アニメ世代」じゃない。僕も「アニメマニア」じゃない。僕の世代でアニメにはまったのは、地方の中学高校にいた人の一部や、弟とか年少者とコミュニケーションがある人だけでしょう。僕も「新人類世代」のご多分にもれず「アニメマニア」じゃなかった。それが、87年に東大助手になって学生と付き合いが始まり、学生で勧められて『パトレイバー』の劇場版、そしてOVA版を観るようになりました。 ―― では劇場版からご覧になられていかがでしたか? 宮台 よく出来ていました。「東京ノスタルジー」のモチーフに感動しました。現在まで続くノスタルジーブームの嚆矢ですね。実

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