GMOグループのGMOペイメントゲートウェイ(GMO-PG)は2009年12月29日、ショッピングサイト向け決済サービス「PGマルチペイメントサービス」の決済手段として、米大手送金サービス「PayPal」を28日付けで追加したと発表した。PGマルチペイメントサービスを導入する約2万の加盟店が対象。海外顧客の多い事業者の利用を見込む。 PGマルチペイメントサービスは、ショッピングサイトの運営事業者などがGMO-PGと契約することで、クレジットカードやコンビニ収納など複数の決済手段を顧客に提供できるSaaS型サービス。新たに決済手段として追加したPayPalは、北米を中心に2億人の利用者を持つ。少額決済に対応し、米ドルを含む24の通貨で商品の販売が可能で、各国で販売促進が図れるとGMO-PGはみている。海外需要が大きいアニメやゲーム関連のデジタルコンテンツを販売する事業者や、海外販売比率の高い