「ショップチャンネル」というテレビショッピングの番組で期間限定の割引とうたって販売された液晶テレビなどをめぐり、実際には割り引きしていない価格で販売した期間はわずかで、不当な価格表示だったとして、消費者庁は、この番組を手がける東京の通信販売会社に対し再発防止などを命じました。 この中では、32型の液晶テレビが放送日から1週間限りの48%割引とうたって9万9800円で販売され、この期間以降の価格は19万2240円と表示されていました。 国のガイドラインでは、将来の価格を表示した場合は2週間以上その価格で販売するよう求めていますが、消費者庁が調査した結果、実際には3日しか販売が確認できなかったということです。 こうした不当な価格の商品は3つの商品で確認されたということで、消費者庁は、番組を手がけた東京の通信販売会社「ジュピターショップチャンネル」に対し、再発防止などを命じる措置命令を行いました