秋元司衆議院議員が起訴されたIR=統合型リゾート施設をめぐる汚職事件で、贈賄側にうその証言をするよう依頼したなどとして逮捕された会社役員の1人は、3年前、いわゆるマルチ商法で消費者庁から一部業務停止命令を受けた札幌市の会社の元代表取締役だったことが分かりました。 東京地検特捜部は秋元議員との接点の有無などについて実態解明を進めるものとみられます。 東京の会社役員、淡路明人容疑者(54)と佐藤文彦容疑者(50)ら3人は、IR=統合型リゾート施設をめぐる汚職事件で、衆議院議員の秋元司被告(48)に賄賂を渡したことを捜査段階で認めていた贈賄側の中国企業の元顧問2人に、裁判でうその証言をするよう依頼し、報酬としてそれぞれ現金3000万円と数百万円を渡そうとしたとして4日、証人等買収の疑いで逮捕されました。 関係者によりますと、このうち淡路役員は、いわゆるマルチ商法で独自の仮想通貨=暗号資産を販売し
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