「接種後に重篤な副反応を引き起こし、薬害として集団訴訟が提起されている危険なワクチン」 【写真】子宮頸がんワクチン 報道の問題点とは そんな認識をいまだに持つ人も少なくない子宮頸がんワクチン(HPVワクチン)。だが、HPVワクチンについては国内外で有効性と安全性を担保するエビデンスが積み上がっている。国内での大規模な疫学調査によって接種群と非接種群に有意差(症状のオッズ比で有意に1を超えるもの)がなかったことも確認されている。 そんな中で、「HPVワクチン薬害訴訟」を継続的に取材しているジャーナリスト・鈴木エイト氏が8月上旬に発信したSNSでの薬害訴訟レポートが1800万回を超えるインプレッション数となり話題になった。「危険なワクチン」との世間の認識を変えるきっかけとなるのだろうか。 鈴木エイト氏がHPVワクチンと「薬害訴訟」についてレポートする。 HPVワクチン「薬害」報道とその後のエビ