ブックマーク / blog.goo.ne.jp/osato512 (35)

  • みんな被ばくしていた - 杜の里から

    〔注:誤読されやすい内容ですので、ぜひコメント欄もお読み下さい(2012年1月22日追記)〕 5月27日、文部科学省は父兄達からの不安に答えるべく、上限20ミリシーベルトとしていた学校での児童・生徒が受ける年間放射線量を、1ミリシーベルト以下に抑えることを目指すという方針を打ち出しました。 あれほど頑なであった政府ですが、不安を抱える地元の父兄のデモなどにより、とうとう折れたという形での発表でした。 しかしこれまでの経緯を見ていますと、私には学校側も父兄側も皆、数字ばかりに捕われすぎているように感じてしまいます。 ひとえにこれは、放射線というものが目に見えず、危険か安全かが数字の大小でしか判断出来ない所からくる不安なのですが、「今すぐ健康に影響が出る値ではない」などという、何とも曖昧な政府の発言に寄るところも大きいと思えます。 つまり父兄には、安全の「目安」が見えないのですね。 しかしこの

    みんな被ばくしていた - 杜の里から
    machida77
    machida77 2011/06/03
    感覚的な理解としてはいいかも。インチキ代替医療のようにがん死亡の増加と結びつける人もいるかもしれないが/ただし、あの時代より高い数値が出る場合には有効に機能せず、逆に数値以上に恐怖を煽ることも。
  • 花見山に行くのだ! - 杜の里から

    日の河北新報の記事を見て、思わずアドレナリンが沸騰してしまいました。 花見山、原発風評で閑散 露店・関連イベント中止 福島 福島市の花の名所、花見山公園で今春、露店開設や関連イベントがすべて中止されることになった。来なら山を訪れる人とともに市内がにぎわう季節だが、東京電力福島第1原発の事故によって閑散としている。地元経済に大きなマイナスになりそうで、関係者を落胆させている。 「花見山においでください、なんてやってる場合ではない。そもそも原発がこの騒ぎでは、同じ県内の花見山には観光客も恐ろしがって来ないのではないか」。地元住民らでつくる「花見山観光振興協議会」の土田充会長(78)は話す。 協議会は先月、4月に予定していた45の露店開設や、JR福島駅からのシャトルバス、ボランティアによる案内などを取りやめることを決めた。関連イベントも中止になった。 他県の観光関係者からの問い合わせは、ほと

    花見山に行くのだ! - 杜の里から
    machida77
    machida77 2011/04/05
    懐かしいな。福島市民だったから何度も行った。今年は行けそうにない。楽しんできてください。
  • 取り合えず無事です - 杜の里から

    地震が起きてから2週間、ようやくネットが繋がりました。取り合えず無事でおります。 近親者・家族共々怪我もなく、家の被害も思ったほどひどくはありませんが風呂場はちょっと被害甚大でした。 色々ご心配おかけしましたが皆さんは大丈夫だったでしょうか。 コメントを入れて下さったK2さん、ギミックさん、どうもありがとうございました。おかげさまで怪我もなく元気でおります。 今回は思いもかけず自分が被災者となってしまった訳ですが、この体験から色々見えてきた事などもあります。 まあおいおいアップしていこうかと思います。 地震当日の子供部屋はこんな風。↓ 思わず携帯でワンセグを見たのが運のつき、あっという間にバッテリー切れを起こし外部との連絡も不通となってしまいました。 当日の夜はこんな感じ、その後は被災者生活となってしまいました。 まあ現在は電気も水道も復活し、ガスももうじき使える見通しとなって一安心なので

    取り合えず無事です - 杜の里から
    machida77
    machida77 2011/03/25
    ご無事でまずは何より。
  • 「ツリー・オクトパス報道」から読み取れる事 - 杜の里から

    (「はてなブログ」に引っ越しました。該当エントリーはこちらです。) ネットを徘徊してましたら興味ある記事を見つけました。 【なぜ生徒たちは絶滅種「ツリー・オクトパス」を信じたか】(記事はこちら) この中で大西さんは どの生徒たちも、そのサイトの情報ソースなどを吟味することなく、「ツリー・オクトパス」の存在、またそのサイトで書かれていたことを皆信じ込んだというのです。もちろんそんなタコは存在しません。 しかしその事を明かしても、まだ納得しない生徒までいたというのです。 インターネットの情報を吟味し、読み解く能力を持たないと、いかに危険なことになるかということですが、この実験は根的に間違っているように感じます。 とし、問題は読み解く能力の重要さではなく、 「ツリー・オクトパス」の実験は、生徒にとっては権威である先生、嘘をつくことなど思いもしない信頼している先生が宿題を出したという時点で、「ツ

    「ツリー・オクトパス報道」から読み取れる事 - 杜の里から
    machida77
    machida77 2011/02/12
    メディアリテラシーに留まらず、色々なことに敷衍できそうな問題。
  • その後の日本橋川(しのぶさんのコメントへの返事) - 杜の里から

    (「はてなブログ」に引っ越しました。該当エントリーはこちらです。) ちょっと前の事になりますが、11月1日に日橋川でのEM活動についてのエントリーにしのぶさんという方から以下のようなコメントをいただきました。 でもまだ千代田区はEM活動続けてるみたいですね。ということは一定の効果を感じているからなのでは?どうなんでしょう。 日橋川の浄化活動については私もその後の状況が気になっていました。おまけに、COP10にて配布された「EM実践資料集2010(pdf)」のP.11~12では、日橋川の様子が以下のように紹介されています(強調は引用者による)。 悪臭がなくなり、小魚が泳ぎ、水鳥が飛ぶ川へ。 EM活性液の投入から数ヶ月で悪臭はまったく感じなくなり、ヘドロも減少しはじめました。ミジンコやイトミミズ、ゴカイなどが発生し、小魚が群れをなすような劇的な変化が現れました。また、それらを餌とする水鳥

    その後の日本橋川(しのぶさんのコメントへの返事) - 杜の里から
    machida77
    machida77 2010/12/28
    EMを使った日本橋川浄化活動の成果への自治体の見解。問題は、この実態が広く知られないことだ…。
  • EMだんごを投下する前に考えて欲しい事 - 杜の里から

    (「はてなブログ」に引っ越しました。該当エントリーはこちらです。) EMだんごによる環境浄化運動について以前このようなエントリーを挙げたのですが、今も相変わらずあちこちでEMだんご作りは行われているようです(→例えばこれなど)。 こういう子供を巻き込んだ環境運動というのは、そもそもそれを子供に教える大人の存在というものがある訳ですが、それを考えた時、私はいつもこういう疑問を抱くのです。 ここの学校では、いったいどのような環境学習が行われているのだろう、と。 EMだんごについては、COP10で配布された〔株式会社EM生活〕発行の資料(pdf)の中のp.20に以下のような説明がなされています。 【EM団子が川底に沈み、水の中でゆっくりと崩れてゆくと、団子の中のEMが水の中に飛び出し、微生物環境のバランスを整えながら安定した浄化作用を発揮します。】 浄化活動を行っている人達は多分ほとんどの人がこ

    EMだんごを投下する前に考えて欲しい事 - 杜の里から
    machida77
    machida77 2010/12/04
    汚染対策についての実験と学習。EM団子を川に入れなかった経緯とそこから川の汚染について知った事例。ここまで児童が知ることができる教育は凄い。
  • 口蹄疫でのEMとその呆れた宣伝(前編) - 杜の里から

    猛威を振るった口蹄疫がようやく収まり、世間ではまるで何事もなかったかのような落ち着きを取り戻しています。今日このように平穏な日々となったのは、これはひとえに地元宮崎の畜産農家の方々のご苦労と、それに携わった多くの人達の協力のおかげだと思います。 この口蹄疫の対策には様々な方策が用いられましたが、その中ではEMを活用したものもあり、そのボランティア活動に9月、山田正彦農林水産大臣(現在は農林水産委員会委員長)から感謝状が送られた旨が比嘉さんから報告されています。 しかしその報告がまた、EMの万能性・神秘性をより一層強調する様な宣伝となっており、たとえ実際にEMが役立ったとしても、やはりこの報告には一言言及せざるを得ません。 今回の口蹄疫でEMが果たした役割について、「新・夢に生きる〔40〕」にてこのような説明がなされております。 その中で思わず目が点になってしまったのが次の記述です(強調は引

    口蹄疫でのEMとその呆れた宣伝(前編) - 杜の里から
    machida77
    machida77 2010/11/06
    口蹄疫の時確かにEM信奉者が実績にしようとしていたが、その後こんなことになっていたのか。これはひどい。
  • 考察:環境運動にはなぜEMがまかり通るのか(3) - 杜の里から

    EM環境浄化運動を行う際、川に何かを投入するという行為は普通は禁止されているので、それを行うには行政の許可を得る必要があります。そして行政は、住民達の自主的な活動という事で、紆余曲折を経ながらも最終的には許可を与える事となります。 しかし実際の所、行政側は住民達のこの活動をどう思っているのでしょうか? 各自治体の担当者に直接話を伺った中で、私は担当者自身の苦悩とも言える様な思いを感じる時もありました。 それは、行政と住民達との意識の「ズレ」というものでした。 このエントリーの最終回として今回は、そんな行政側の思いというものを考えてみたいと思います。 ただし、これはあくまで私個人の考えであり、実際は違っているかもしれない事を初めにお断りしておきます(それ故タイトルには〔考察〕と付けています)。 でもこれは、もしかしたら行政側にとっては一番触れて欲しくなかった話題かもしれません。 ●自治体の

    考察:環境運動にはなぜEMがまかり通るのか(3) - 杜の里から
    machida77
    machida77 2010/07/30
    行政がEMを取り入れる要因について
  • 考察:環境運動にはなぜEMがまかり通るのか(1) - 杜の里から

    どこかで聞いた事があるいささか過激なタイトルですが、最近目にする運動を見るにつけ、ついこんな思いを抱いてしまいます。 各地の環境浄化運動を調べていましたら、こんな記事を見つけてしまいました。 「COP10支援実行委員会:パートナーシップ事業」 【EMで海・河川の浄化 全国EM団子・EM活性液投入】(詳細はこちら) 主催は「地球環境共生ネットワーク」、ここは去年の9月に「第1回伊勢湾・三河湾浄化大作戦」という大規模なEM投入イベントを行い、今年はより全国的にEM投入活動を行おうとしています。 つい先頃、このようなエントリーを上げたばかりなのに、よりによってCOP10のパートナーシップ事業に認定されてしまったという事にちょっとショックを受けてしまいましたが、ここの事務局は具体的な計画の概要を理解していたのか、はなはだ疑問を感じてしまいます。 ここ数年、住民参加の河川浄化運動が盛り上がりを見せて

    考察:環境運動にはなぜEMがまかり通るのか(1) - 杜の里から
    machida77
    machida77 2010/07/19
    議員が介在しての環境運動への浸透や実績化の問題。こういった議員まで絡んだ問題になると科学的議論は成立が困難。
  • 気が付けば1年 - 杜の里から

    近頃業の方が忙しくて中々次のエントリーがまとまらないでいたのですが、よくよく考えてみたらブログデビューして早一年が過ぎていました。 前回の禁煙エントリーでちょうど一年目だった訳ですが、思えば我ながらここまでよくやってこれたものだと思います。 そこで今回は、これまでの感想等をつらつらと述べていこうかと思います。 ブログというのをやってみて面白いと思ったのが「アクセス解析」というやつですね。これ慣れるとホント便利なものです。 訪れる人のリンク先を辿ってみて知らない検索サイトを発見したりとか、ここを見つけてくれた「検索ワード」を逆に辿って思わぬ拾い物をしたりとか、そしてやがて常連さんとなってくれた人達の足跡を見つけて嬉しくなったりとか、こういう機能を使いこなすというのがまさにブログならではの楽しみですね。 で、この一年、ここを訪れるのにどんな検索ワードが使われたかと言いますと、大抵の人は「EM

    気が付けば1年 - 杜の里から
    machida77
    machida77 2010/06/24
    一周年おめでとうございます。
  • 比嘉さんの「EMによる口蹄疫対策」に苦言を呈する - 杜の里から

    宮崎県で口蹄疫の広がりが凄まじい事になっており、そのニュースに触れる度、被害に遭われた畜産農家の方の気持ちを思うといたたまれなくなります。 そんな中、比嘉さんの「甦れ! と健康と地球環境」の第27回で、「EMによる口蹄疫対策」というエントリーがアップされました。 この前回と前々回(25回、26回)では、 EM質的な効果は抗酸化作用と非イオン化作用と触媒的にエネルギーを賦与する三次元の波動の作用によるものである。と、とうとうこちら側でお得意の波動理論を披露したりしまして、私などはここでは「相変わらずだなぁ」などと生暖かく見守っていたのですが、さすがに今回ばかりは黙って見過ごす事は出来ない程ちょっとひどいと感じましたので、ここではこのエントリーそのものに言及したいと思います。 中を見てみますと相変わらずのEM絶対視、EMさえ撒けばすべて解決と言うかのようなEM賛美を謳っておりますが、果た

    比嘉さんの「EMによる口蹄疫対策」に苦言を呈する - 杜の里から
    machida77
    machida77 2010/05/23
    EMによる口蹄疫対策への批判。もっと知られるべき。
  • 「ニセ科学」の授業をやろう! - 杜の里から

    長崎大学教育学部で昨年度と今年度、「情報社会と科学」と銘打った授業が行われていました。 これ何と、「ニセ科学」そのものズバリの授業です。 そこで使用されていたレジュメがとても分かりやすく良い出来なので、ここで改めてご紹介致します。 「情報社会と科学」(2009年度授業分) ・血液型性格判断と「信じる心」 ・もっと勉強するために ・マイナスイオンと健康 ・もっと勉強するために ・水からの伝言 ・もっと勉強するために ・「UFO・宇宙人」「波動」 ・もっと勉強するために 作成したのは長崎大学教育学部数理情報講座の長島雅裕さん、いや素晴らしいお仕事です。 この「ニセ科学」というもの、今でこそネット内で盛んに議論されたり各地でフォーラムも行われたりしているのですが、そろそろ格的に学校教育の現場で取り上げてもいいのではないかと常々思っておりました。 ここで取り上げられているのは「ニセ科学」の代表選

    「ニセ科学」の授業をやろう! - 杜の里から
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    machida77 2010/02/06
    長崎大学教育学部の講義について。こういった事例が増えていけば何よりだ。
  • EMへの疑問(6) ~それはいつから始まった?~ - 杜の里から

    現在各地でよく見られるEMを使用した河川浄化活動というものの多くは、EM活性液やEMだんごの河川への直接投入というものです。 ではそれはいつ頃から始まったのでしょうか。今回はちょっとそのルーツを辿ってみようと思います。 現在EM関連サイトでは河川浄化でのEM投入例を盛んに宣伝していますが、しかし実は意外な事に、初め比嘉さんはEMを河川に直接投入するという事を薦めていたりはしていなかったのです。 実際、「地球を救う大変革」ではEM浄化法というのが紹介されていますが、それは、 (p.104) 汚水の処理方式は、特別なものではなく、通常の合併浄化槽で十分。EMは一〇〇~二〇〇倍に希釈した水溶液として、原水の一〇〇〇分の一になる量を各階のトイレから年に3~4回注入するだけです。 (p.106) EM浄化法は、市民会館や図書館のような大きな施設ばかりでなく、家庭用の雑排水処理にも応用できます。EMを

    EMへの疑問(6) ~それはいつから始まった?~ - 杜の里から
    machida77
    machida77 2009/12/02
    支持者との相互関係でEMのよりおかしな使用法や理屈が増えていった点は興味深い。比嘉氏のニセ科学、トンデモ用語の扱いは年々変わっていて、何から影響を受けたのか謎ですね。ホメオパシーにも言及してましたし。
  • EMへの疑問(1) - 杜の里から

    ・はじめに ここ近年、EMを利用した環境浄化活動やプール掃除などの新聞記事がずいぶん目に付くようになりました。 しかしその記事などを見ると、「環境に効果がある【と言われている】」からという事で、自分も試してみるという行動が多いように見受けられます。 しかし、果たしてそれほどの効果は当にあるのでしょうか? EMについて色々調べてみると、これまで言われていたのとは違う様々な疑問が湧き上がります。 ここでは私自身が抱いたそんな疑問を元にして、EMというものを色々考えてみたいと思います。 とは言っても、私自身微生物に関してはごく一般的な知識しか持ち合わせていませんから、専門的に深く突っ込んだ考察は期待出来ない事を初めにお断りしておきます。 また、EMについては農業・医療・建築など様々な分野に広がっていると言われていますが、ここでは私が一番注目している【環境浄化活動】に絞って話を進めていこうと思い

    EMへの疑問(1) - 杜の里から
    machida77
    machida77 2009/10/24
    波動商品と同じで(実際つながりありますが)、何かに良いものはあらゆる方向で人間に良いものを生み出す、という誤解が普及の背景にある模様。EMは出発時点の良し悪しからして怪しいですが。
  • 看板が消えた(追記あり) - 杜の里から

    今年のお盆休みを利用し、7月14日の日記「EMというもの」で紹介したEM看板の場所へまた行ってみました。 あの写真を撮ったのは一昨年の2006年、その年に突如現れた看板だったのですが、それからちょくちょくこのルートを通る度にチェックしていたのです。 そして今年、春以降になって初めてそこへ行ってみた所、何とあの看板が跡形もなく消えていました。↓ (前回紹介した写真 今回写真撮り損ねました) この看板の主「古川国道維持出張所」のEM堆肥化作業の模様は、「刈草のEM堆肥作り簡単マニュアル」としてWEBサイトでも見る事ができ、それによるとかなり大掛かりに行っていた事が伺えます。 しかしなぜ看板が消えたのか? その謎を知りたくて、この「古川国道維持出張所」に電話して確認してみました。 それによりますと、今まではずっとEM堆肥化作業をしていたのですが、今年の春になってからその作業は【休止】となったそう

    看板が消えた(追記あり) - 杜の里から
    machida77
    machida77 2009/08/19
    EMを導入した後どうなったか?の好例。その後の評価がされていない例や知らずに消えた事例は多そう。