ブックマーク / jp.rbth.com (26)

  • FSBアルファ部隊が用いる特別なAK

    10月初旬に緊急対応特殊課(SOBR)と連邦保安庁(FSB)、ロシア国防省がチェチェンで行った非公開競技会に訪れた私は、アルファ部隊の元隊員が使っていたAK-100シリーズの特別版を目にした。アルファ部隊と言えば、いの一番に戦場に送られるロシアの精鋭部隊だ。このAK-105は唯一無二のモデルで、市街地で活動するアルファ部隊専用に開発された。 これは外部の専門家がこの特別なAKを取り上げる初めての機会だ。以下で私の所感を述べよう。 FSBアルファ部隊のAKは、古典的なカラシニコフ自動小銃と機構を残しつつ、最新の革新的技術を混ぜ合わせたカスタム品だ。 5.45×39 mm弾を使用するAK-12やAK-105をベースとしながら、これらの銃のストックとは共通点がない。FSBアルファ部隊のAKは、闇の中で市街戦を行う特殊部隊のためのユニークな工夫が凝らされている。 体一式の価格は約4000ドル(4

    FSBアルファ部隊が用いる特別なAK
  • ロシアを象徴するウシャンカ帽の背景

    これはロシアに来る外国人の間で特に人気の土産品であり、ロシアが登場するハリウッド映画でよく目にする小道具だ。端的に言えば、最も便利な冬のかぶり物である。

    ロシアを象徴するウシャンカ帽の背景
    machida77
    machida77 2021/02/12
    映画『レッド・ブル』のイワン・ダンコの帽子で知られるウシャンカの歴史
  • スターリンの影武者はどうなったか

    高齢の「諸民族の指導者」の影武者を務めたのは24歳のダゲスタン人だった。そして誰からも疑われなかった。 ダゲスタンのある村出身の若き青年フェリクス・ダダエフが正式な替え玉となる以前から、スターリンには3人の影武者がいた。替え玉を見つけることは、1920年代からすでにクレムリンの警護を指揮していたニコライ・ヴラシク将軍が提案していた。警護担当者らは、スターリンには敵が多すぎ、労働者の会合に赴くのは危険だと考えたからだ。 この判断は正しかった。最初の影武者、コーカサス出身のラシドフは、彼の車列が赤の広場を通過する際に爆弾で吹き飛ばされてしまった。だがダダエフの経歴はさらにすごい。第一に、彼は55年間事実を隠し、家族にも真実を語っていなかった。第二に、彼はまだ生きている。現在なんと100歳だ。 戦死扱い ダダエフは1920年に生まれたダゲスタンの高地にあるカジ・クムフ村で生まれた。幼い頃から牧人

    スターリンの影武者はどうなったか
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    machida77 2021/01/23
  • ロシアでもっとも危険な植物のひとつを紹介しよう

    バイカルハナウド(ソスノウスキーのホグウィード)は一見したところ安全で害のないように見え、ディルに似ているからと言って騙されてはいけない。この悪魔のような植物の狙いは、人に泣き叫ぶような痛みを与え、場合によっては死に至らすことである。 ロシア人は夏になると、特別な防護服を身に着け、刃の鋭いスペード(踏みすき)を手に持ち、バイカルハナウド(ラテン名=Heracleum)に立ち向かう。このディルに似た巨大な植物は、命を危険に晒すだけでなく、文字通り道路ぎわから私邸の庭にもどこでも生長する。では、なぜそこまで危ないと言われているのだろうか? バルカンハナウドがロシアにもたらされた背景 第二次世界大戦後の困難な時期、ソ連で農業生産の再興が必要とされる中、バルカンハナウドの物語は始まる。集団農場の指導者たちは、動物たちの飼料問題を抱えており、安価なかいばを求めていた。そして農学者はトルコやジョージア

    ロシアでもっとも危険な植物のひとつを紹介しよう
    machida77
    machida77 2020/11/14
    ジャイアント・ホグウィードのこと。
  • ロシアの特殊部隊はどのようなナイフを使っているか(写真特集)

    これは戦術的な軍用ナイフだ。海軍のナイフと考えられているが、これはこのナイフが海軍歩兵や水中工作員に支給されているためだ。 2.「ヴィーチャシ」

    ロシアの特殊部隊はどのようなナイフを使っているか(写真特集)
  • 2018年の「非致死性拳銃」トップ5(写真特集)

    このロシア製の4連銃身の怪物は、武器市場で最も強力な非致死性拳銃の一つだ。この拳銃用に、催涙弾、信号弾、ゴム弾、発光音響弾、閃光弾の5種類の弾薬が開発されている。各弾丸の直径は15.5ミリに達する。 この銃は新世代の非致死性武器に分類される。レーザーポインター、握り心地の良い新しいグリップ、改変された操作基板を備えている。 Т-15F

    2018年の「非致死性拳銃」トップ5(写真特集)
  • ANAがモスクワとウラジオストクに定期便を就航させる見込み

    全日空輸(ANA)が今年モスクワとウラジオストクに初めて定期便を就航させる計画だ。日露間の経済協力の活発化が背景にある。日経新聞の報道を元にRIAノーボスチが伝えた。これによれば、東京とこれら2都市とを結ぶ便は2019年度中にも利用できるようになる。 現時点で東京―モスクワ路線で定期便を運航している日の航空会社は、日航空(JAL)一社だけだ。日からウラジオストクへの旅客輸送は、ロシアの航空会社のみに担われている。 同紙の情報によれば、2017年12月から2018年11月までの東京―モスクワ路線の利用客数は、前年同期と比べて10パーセント増加し、14万人に達している。東京―ウラジオストク路線では、同時期の利用客数は前年比で20パーセント増加し、約7万人に上っている。

    ANAがモスクワとウラジオストクに定期便を就航させる見込み
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    machida77 2019/01/16
  • ソビエトでボディービルダーが違法とされ、インディアンに熱狂した理由(写真特集)

    彼らは地下室に身を潜め、警察から逃げ、子供用品や豚の餌からプロテインを得ていた。ソビエト連邦において筋肉を鍛えたい者の境遇はこのようなものだった。 おそらく、ソビエト連邦でボディービルダーほど苦労したスポーツ選手はいないだろう(ただし空手家も同様に楽ではなかった)。彼らは住居の地下室でトレーニングをし、通常のウェイトの代わりにレールのような鉄塊を持ち上げたり、一瓶のウォッカと引き換えに違法に工場の重りを切り出したりしていた。そう、皆に共産主義イデオロギーが押し付けられていた国で、筋肉を育てることは容易ではなかったのである……。基的に、ボディービルダーと共産主義は極めて相性が悪かった。

    ソビエトでボディービルダーが違法とされ、インディアンに熱狂した理由(写真特集)
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    machida77 2018/12/29
  • ロシアの銃規制の歴史:誰でも購入、保有できた帝政時代

    ロシアで銃砲を持つことは簡単ではない。厳しい各種検査に合格した上でようやく狩猟用ライフルまたは空気銃を所有することができるにすぎない。だが、ツァーリが国を支配していたときは、状況は異なっており、あらゆる男もその飼い犬も武装していた…。 大詩人アレクサンドル・プーシキンには、かなり奇妙な気晴らしがあった。朝、目を覚ますと、ベッドに横たわったまま、壁に向かってピストルをぶっ放すのだ。 帝政ロシアでは、人々はみな銃を愛していた。役人、商人、学生、ご婦人方も、うら若い娘も、それぞれにお気に入りの拳銃があり、複数持っている者もいた。しかし、1917年のロシア革命の時期が終わると、当局は、銃器保有の権利を制限しにかかる。 室内で撃つだけ 革命前には、モスクワやサンクトペテルブルクをはじめとする主要都市では、銃は豊富に供給されていた。新聞は、ブローニング、ナガン、モーゼルその他の、手頃な価格で人気の拳銃

    ロシアの銃規制の歴史:誰でも購入、保有できた帝政時代
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    machida77 2018/10/18
  • ロシアの村のロッキーたち:伝統の集団ボクシングはいかに戦われたか

    この娯楽は独特だ。二組の半裸の男たちが、ずらりと横一列に並んで、壁と壁のように対峙し、互いに殴り合う。「ロシア式拳闘」と呼ばれる、この格闘技は、古代から存在しており、ロシアの男性のもつべき基的な武道精神、勇気、団結心を具現するとされた。 1. 休日を待つ ロシアでは、この伝統的な拳闘は、主な祭日に――とくに正月の前後や農耕期の始まる前に――行われた。つまり、古い生活が新しい生活に象徴的に入れ替わる時だ。 歴史家の見解は、次の点で一致している、異教時代の世界観では、そのような機会に戦うことは、古いものと新しいものとの間の闘いを象徴していた、と。この種の戦いは、常にチームで行われ、個人間の戦いは、大きな戦いに向けてのウォームアップだった。 2. 当局の見方 ロシア正教会は、この拳闘が異教起源であるため、常にこれに反対していた。一方、国家は、公式には拳闘を非難したが、男性を軍務に向けて準備する

    ロシアの村のロッキーたち:伝統の集団ボクシングはいかに戦われたか
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    machida77 2018/10/09
    2017年12月記事。ロシアの民族ボクシング。村相撲ならぬ村ボクシング。現在も残るロシア武術のいくつかの技術はこれに由来するという。
  • 共産主義空手:なぜ本来の空手より残酷で血生臭かったか - ロシア・ビヨンド

    どちらかと言えば残忍な市街戦と共通点の多かったソビエト版空手は、ソビエト地下社会の住人の間で大変人気があった。しかし、これはソビエト政府の極めて否定的な反応を招き、この競技はついに禁止された。

    共産主義空手:なぜ本来の空手より残酷で血生臭かったか - ロシア・ビヨンド
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    machida77 2018/09/21
    面白いけど多少盛っている話。空手以外の武道も規制されたものがある/規制当時、健康体操団体を名乗るなどして生き残った団体もあるので途絶えたわけではない。
  • ロシアの犯罪王列伝:悪名高い4人のマフィアとその末路

    彼らはゆすり、恐喝、盗み、暴力等々により強力な犯罪帝国を築いた。しかし、彼らが強大になればなるほど、転落、末路も急転直下で、悲惨だった。 ロシアの犯罪文化には特殊な面がある。泥棒仲間から、「ヴォール・ヴ・ザコーネ」(規律ある泥棒)という称号を奉られた大泥棒がいる。彼らは、犯罪界の上位を占め、厳格な規律(当局と連携や協力をしない)に従い、仲間内で最大の敬意を表され、大きな権限をもった。 実際にその「規律」に従う者はほとんどいないが、少なくともそれに従うふりをしなければ、犯罪エリートにのし上がることはまず不可能だ(「規律」は、犯罪用語で「ponyatiya」。この言葉は、来は理解、観念という意味で、ふつうに使われる))。 ソ連崩壊後の1990年代になると、ロシアの犯罪界は、「娑婆」と同じく混乱していた。若く情け容赦ないギャングたちは、既成の権威である「規律ある泥棒たち」に挑戦。老若のギャング

    ロシアの犯罪王列伝:悪名高い4人のマフィアとその末路
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    machida77 2018/07/01
    大雑把すぎて射殺されたマフィア複数についてどういう経緯で誰に殺されたのか分からない…
  • 「ゴム製の軍隊」:ロシアで最も奇妙な部隊だが既に“戦歴”も

    ロシア軍はわずか3分もあれば、アラジンの魔法のランプみたいに、ゼロから機甲師団や飛行連隊をつくり出すことができる。ただしゴム製だけれども。 ロシアの軍隊勤めにはユーモラスな面もある。兵士たちは、いろんな活動、作業の合間に、戦車を「ふくらます」訓練もするのだ。 だが、そういう戦車の「戦闘」は、映画で見るようなものとはぜんぜん違う。これは一種の囮(おとり)であり、その必要性が初めて示されたのは、1999年のユーゴスラビアにおいてだった。

    「ゴム製の軍隊」:ロシアで最も奇妙な部隊だが既に“戦歴”も
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    machida77 2018/01/27
    ゴム製ダミーの車輛・航空機
  • ロシアにもアマゾーンがいた?:ロシア民話の女戦士たち

    スラヴ人の民間伝承には、ボガトィリとして知られる古代の強力な戦士たちの話がたくさんある。しかし英雄的な行為を行ったのは男の戦士だけではなかった。神話上の女戦士、スラヴ版ワルキューレは、ひらけた野で剣を片手に敵と相対することを恐れず、軍隊を戦いへ導くこともあった。 スラヴの民話においてマリヤ・モレヴナは、“ステップの戦士”、“美しい女王”として知られる。ある伝承では、彼女は海の王の娘だ。 このスラヴのワンダーウーマンは広い野で男性と同等に戦った。さらに、マリヤは完璧な軍事指導者だ。彼女は、母国を侵す敵に対し部隊を差し向け、一人の戦士も失うことなく相手を打ち破ることができた。 マリヤ・モレヴナは戦闘技術だけでなく超自然的な魔法の技術も持っていた。そのおかげで、彼女はスラヴ民間伝承(特に民話)における主要な敵の一人、不死身のコシチェイを捕えることに成功した。彼は闇の支配者で強力な魔法使いだが、マ

    ロシアにもアマゾーンがいた?:ロシア民話の女戦士たち
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    machida77 2018/01/05
    スラヴの民間伝承に登場する女性戦士について。
  • 異教時代の神々:古代スラヴ人は誰に祈ったか?

    ウラジミール大公は988年に、ロシアの源流であるキエフ大公国にビザンチン帝国(東ローマ帝国)から正教を導入したが、それ以前はといえば、スラヴ人は何世紀にもわたり、スヴァローグ、ペルーンなどの古代の神々を崇めていた。神々はそれぞれに異なる力を持ち、四大(地水火風)などにつながっていた。 キエフ大公国のウラジミール大公(在位978〜1015年)は、ノヴゴロドにキリスト教を導入すべく、兵士と正教会の司祭を派遣する一方で、ペルーンの木製の偶像を引き倒した。ペルーンは、スラヴの異教のなかでも最も重要な神のひとり。人々は偶像を、路上をあちこち引きずりまわし、棒で打ち叩いて、ボルホフ川に投げ込んだ。 こうしてキリスト教徒は、「正教会の神が勝利した」という象徴的なメッセージを発し、これに比して、異教の“ライバル”たちは弱くなすすべを知らず、権威を失って去らねばならなかった。ペルーンが引き倒され、打ち叩かれ

    異教時代の神々:古代スラヴ人は誰に祈ったか?
    machida77
    machida77 2017/09/28
    スラヴ神話
  • ロシアはなぜガードマンだらけなのか?

    レストラン、倉庫、無人のフロア、そして目立たないドアの前にも…――なぜ、ロシアではいたるところにガードマン、守衛がいるのか? 退屈そうな目つきをし、無線機を持って、ゆっくりとあっちへ行ったり、こっちへ来たり。そして、「オフラナ(警護、守衛)」とプリントされた制服を着ている。こんな人たちがロシアには文字通りどこにでもいる。スーパーマーケット、学校、病院、オフィスの入口、駐車場、公園、クラブ、マーケット…。 ロシアはいわば“ガードマンの国”で、その数は想像できないくらいだ。もっとも、ロシアでは、これはあまりプレスティージの高い職業ではないし、給料も低い(一般人のガードマンへの態度は、無視と軽視の中間くらいか)。警察改革も、無数の監視カメラの設置も、電子IDカードの導入も、ガードマンだらけの事態を変えなかった。相変わらず人々は、ガードマンになりたがるし、そして、実際に雇われるのだ。 気軽に就ける

    ロシアはなぜガードマンだらけなのか?
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    machida77 2017/07/26
  • 宇宙でカンパイ!

    宇宙飛行士というのは、地上の人々が想像するほど、ロマンチックな職業ではない。飛行経験者なら誰しも言うだろう。自由時間もほぼないし、身体に多大なストレスを受ける、たいへんな重労働なのだ、と。そんな日々にあっては、ロシア人というもの、たとえそこが宇宙であろうとも、お祝い事と飲み会なしでは生きてはいられない。では、宇宙飛行士たちはいかに知恵を絞り、ステーションに酒を持ち込んだのか? 宇宙にはじめて酒類が持ち込まれたのは1971年のこと。送り先は宇宙ステーション「サリュート7号」だ。ある飛行士が宇宙滞在中に誕生日を迎えることになっていたので、友人の技師らがスタート前にプレゼントを用意した。血圧計のベルト部にアルメニア・コニャックをひと瓶、忍ばせておいたのだ。 のち検査局が調べたところ、ほとんどどのステーションにも酒の隠し場所があった。その数、数十か所。当局高官もこの事実を認めている。宇宙飛行士選別

    宇宙でカンパイ!
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    machida77 2017/07/07
    ソ連・ロシアの宇宙飛行士はどうやって酒とつまみを宇宙に持ち込んだか。減量までして持ち込んだとは
  • ロシア人は皆寒さに強いのか

    ロシアは極寒の国だから、ロシア人は寒さの影響を受けない、と思っている人がいるようだが、それは正しくない。他の国の人と同様、ロシア人でも極端に低い気温は嫌である。ただ、時に、驚くほど寒さに強いこともある。 イルクーツク州ブラーツク市のトラック運転手ワレリー・マリコフさんにとって、2013年1月のある日は普通の日だった。年に数回、列車でブラーツク市からサハ共和国のアルダン市に出稼ぎに行くが、この日もそうだった。列車の中で夜寝る前に、コンパートメントを出て一服した。 デッキから戻ろうとドアを開けて、2つのとても重要なことに気づいた。1. 自分が開けようとしていたドアはコンパートメント側のドアではなく、最後尾車両の外に出るドアだった。2. ドアに鍵がかかっていなかった。 マリコフさんはそのまま線路に落下。シベリア・タイガのマイナス40度の中に、Tシャツとスリッパ姿で取り残されてしまった。 人の後

    ロシア人は皆寒さに強いのか
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    machida77 2017/06/21
  • コサックの伝統的な競技大会

    コサックの伝統的な競技大会「シェルミツィ」、ロストフ州、2016年5月10日= ヴァレリー・マトィツィン撮影/タス通信 刃と刃のぶつかり合う音、馬の駆ける足音、目が離せない数々の曲芸。コサックの「シェルミツィ」は、南ロシアのステップの主たちによる勇敢さを競うスポーツの伝統的なマスタークラスだ。 ロシア南部のクバンやドン出身の自由を愛する勇ましい騎士と言われるロシアコサックたちの恐れを知らぬ勇敢さはよく知られているところだ。18世紀から20世紀初頭にかけて、帝国軍のコサックたちはその豪胆さと素晴らしい戦闘能力によって、とりわけ貴重な存在とされた。そんなコサックたちの戦闘における機動力は昔から、シェルミツィと呼ばれる「模範演技」あるいは「ショー的」な戦いの中で磨かれてきた。 シェルミツィとは コサックたちはいつも刀剣の技術に優れていたため、シェルミツィにおける重要な戦いはサーベルと槍を用いたフ

    コサックの伝統的な競技大会
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    machida77 2016/09/16
    コサックの大会シェルミツィ
  • 合気道の意外な効用

    年をとってからも身体の運動調整機能を失わず、脳の活動を活性化するには、足の親指を使ったトレーニングが必須で、その最良のものは合気道だった――。このことが、最近のロシアの学者による研究で裏付けられた。 年齢とともに、身体の平衡を司るシステムの働きは悪化していく。だが、この老化現象の進行を遅くするばかりか、逆転させることさえ可能だとロシアの学者達は考えている。そのためには、合気道をやり、親指をふくむ、足の前のほうへの負荷を増やせば、それで十分なのだという。 学者達によると、空間でバランスを保つには、身体を支える部分(足裏)、とりわけ親指の触覚の受容体からのシグナルが、脳にとって不可欠だ。ここには、機械的な刺激に最も鋭い感度をもつ独自のセンサーである「パチニ小体」が、最高に集中している。 実験内容 学者達は、閉経後の54歳から78歳までの女性35人の参加を得て、実験を行った(エストロゲン、別名女

    合気道の意外な効用