ブックマーク / note.com/caffelover (22)

  • ニュース風まとめアカウントの過去から見えてくるもの|雨宮純

    X(旧Twitter)を使っていて、ニュースサイトのような体裁を取るまとめサイトの投稿が流れてきたことはないだろうか。例えば下記のようなアカウントがそれである。 これらのアカウントは一見ニュースサイトに見えるものの、実態はXや5chのまとめサイトであり、不正確なニュースや反ワクチン、移民排斥を煽るような投稿を行っていることも多い。多数のフォロワーを抱えるだけにその拡散力は侮れない存在となっている。 筆者はこれらのアカウントを見ているうち、あることに気付いた。他のアカウントが2019年以降に開設されている中、以下のアカウントのみ作成時期が古いのである。 2012年に作成されている。チャールズ国王死亡デマも拡散そこで筆者は、その過去から何か探れないかと考えた。このアカウントがニュース投稿を始めたのは2023年の2月25日からと最近で、残念ながらそれ以前の投稿は見当たらなかった。 最初期のニュー

    ニュース風まとめアカウントの過去から見えてくるもの|雨宮純
    machida77
    machida77 2024/03/20
  • 2024年の正月三が日に飛び交った陰謀論・怪情報たち|雨宮純

    2024年の正月三が日は、1月1日の能登半島地震に始まり、2日のJAL516便炎上事故、3日の小倉北区飲店街の大規模火災と様々な事件が発生したことから、同時に陰謀論や怪情報も出回った。今年最初の記事として、これらを振り返っておきたい。 題に入る前に、能登半島地震被災地への支援方法にかんする情報をリンクしておく。 人工地震・DEW陰謀論など波形に違和感がある、人工地震なのではないか1月1日に起きた能登半島地震では、その直後から人工地震説が発生していた。地震直後に典型的に見られる陰謀論であり、その多くは過去に見られた主張の流用である。 例えば上記のように、波形の違和感を指摘するものは以前から見られる典型的なもので、下記ページで解説されている通り、時間軸を細工してそれらしく見せているに過ぎない。 また、地球深部探査船「ちきゅう」の掘削ポイントを持ち出す(ここで爆弾を仕掛けたと言いたいのである

    2024年の正月三が日に飛び交った陰謀論・怪情報たち|雨宮純
    machida77
    machida77 2024/01/14
    災害と事故に絡んで陰謀論がとびかうのはよくあることではあるが
  • 陰謀論基礎問題50(問題編)|雨宮純

    先日行われた山太郎氏の集会(山太郎とおしゃべり会@福島県郡山市、2023年9月4日)で、陰謀論者と見られる人物が質問したことが一部で話題になっていた。 他にも質問したい人が大勢いるだろう中、延々とマイクを握って陰謀論を連発し、山太郎氏をイルミナティ呼ばわりする姿は顰蹙を買っていた。一方筆者として気に掛かったのは、この人物が陰謀論の基礎事項である、イルミナティや人工地震について説明を求められても適切に答えられていなかったことであり、陰謀論に対しては批判的なスタンスの筆者もこれには「もっと愛を持って陰謀論に向き合って欲しい」と思ってしまった(勿論、愛があったとしてもルール無視の行動が肯定されるわけではない)。 そこで筆者は、陰謀論者なら知っておいてもらいたい事項についてひとまず50の問題を作成した(折角なので今更ながらに書いておくと、筆者は昨年11月に行われ、鈴木エイト氏、能町みね子氏、

    陰謀論基礎問題50(問題編)|雨宮純
  • 運転免許証をレンチンする人たち|雨宮純

    9月7日、筆者の観察用TLに信じられないような投稿が流れてきた。運転免許証を更新し、帰ってすぐに電子レンジで加熱(レンチン)したというのである。それに追随するアカウントも現れていた。 レンチンどころではなく破壊している監視を疑っていることから、この人物はICチップによって監視されるのを防ぐため、電子レンジで破壊を試みたものと推察される。陰謀論の世界でよく見る電子レンジ有害説は支持していないのかが気になるところだが、それ以前にせっかく監視を逃れた証拠をX(旧Twitter)に投稿している時点で一貫性はないに等しく、陰謀論者に整合性を求めてはいけない(指摘したところで、「その思考が闇側なのだ」などと言い訳されるだけである)。 また、そんなに不安であればスマホを捨て、免許証を返納してしまえば良いのではないかと考える人もいるだろうが、そうしないところに邦陰謀論者の根性のなさが表れている。その時そ

    運転免許証をレンチンする人たち|雨宮純
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    machida77 2023/09/08
    自分は監視されているという陰謀論や妄想に絡んで対処として運転免許証を電子レンジにかけるという
  • 2023年7月31日に地球は滅亡せず。その時信者は...|雨宮純

    6月に記事にした通り、『秘密のたからばこ』という予言の書では、2023年7月に地球が滅亡することになっていた。 その根拠はノストラダムスで、恐怖の大王の正体は彗星・ブラックホール(彗星とブラックホールが同一物体という設定になっている)とされている。 彗星かつブラックホールという設定筆者のほうは7月31日夜に「人類滅亡!?カウントダウンスペース」をやって楽しんでいたが(黒ドラネコさんや藤倉善郎さんも参加され大変盛り上がった)、「アンチのせいで地球が滅亡する」「時間はもう残されていない」などと強く終末を訴えていた信者たちは、外れた瞬間どうしたのだろうか。 予想通りの展開外れた後の展開について、筆者は次のパターンを想定していた。 教祖がアカウント群を消滅させ、活動を終わらせる 「危ない危ない、もう少しで滅びるところだった」と自分達が救ったことにする 「この世界線では滅びていないが、別の世界線で

    2023年7月31日に地球は滅亡せず。その時信者は...|雨宮純
    machida77
    machida77 2023/08/02
    7月で地球が滅びるという、陰謀論界隈に広まっていた予言話の追跡。信じていた人のその後の反応について。
  • 反ワクチン団体が仕掛けるスマホビジネス|雨宮純

    いつの間にか社団法人の傘下に入っていた反ワクチン団体6月の終わり頃、ウォッチャー仲間から「陰謀論界隈で謎のスマホが発売されている」という情報が入った。 この「ノーシープフォン」(これ自体については後述する)について調べていた筆者は、とある反ワクチン団体が思わぬ展開を迎えていたことを知った。いつの間にか、「日と子どもの未来を考える会」(ニコミ会)が、「一般社団法人ノーシープ」の傘下に入っていたのである。 ニコミ会といえば、新型コロナワクチンや感染対策に反対する世界同日デモの日開催を行うことで有名な反ワクチン団体で、かつての活動報告もデモが中心だった。 ※世界同日デモの発起人はドイツの団体で、ニコミ会はそれに同調して日版を開催している。 ところが最近では、ノーシープフォンや「チップチェッカー」(後述)の活動が目立つ。これらは一体何なのだろうか。 ノーシープフォンの正体一般社団法人ノーシー

    反ワクチン団体が仕掛けるスマホビジネス|雨宮純
    machida77
    machida77 2023/07/17
    反ワクチン団体「日本と子どもの未来を考える会」(ニコミ会)がノーシープ傘下に。ノーシープは陰謀論と関連してノーシープフォンやチップチェッカーを販売。
  • 街中に隠され始めた「予言の書」|雨宮純

    (全文無料) 隠され始めた「予言の書」ここ最近、陰謀論やスピリチュアルを観察している人々の間で注目されている現象がある。とある「予言の書」を意図的に「置き忘れる」人達が現れ始めたのである。 このは、昨年も記事にした『秘密のたからばこ』である。意図的に起き忘れているのは、拾った人に読んでもらうための布教戦略だ。 2023年7月、ノストラダムスが予言した「恐怖の大王」が降りてくる。その正体はブラックホールである。 しかし、神は世界を救う救世主をこの世界に送り込んだ。それが『秘密のたからばこ』の著者である。 『秘密のたからばこ』を読んで集まった人々から選抜した者の命を著者が救い、地球を守る秘策を行う。 地球が救われた暁には神の王国であり弥勒の世である理想郷が始まるが、その時までにもポールシフトや超巨大火山噴火、核戦争などで人類の80%は滅ぶ。しかし、著者と避難した人々は生き残り、新しい世界のア

    街中に隠され始めた「予言の書」|雨宮純
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    machida77 2023/06/30
  • ジョン・タイターとは何だったのか|雨宮純

    2036年からやってきたタイムトラベラー2000年11月2日、オカルト好きが集まるTimeTravelInstituteというサイトの掲示板に、タイムマシンの実現と写真の所持を主張するアカウントが現れた。 最初の投稿のアーカイブこの投稿こそ、ジョン・タイター(当初のハンドルネームはTimeTravel_0)がインターネットに登場した瞬間であった(出所は匿名の人物ではあるが、2000年10月14日深夜のIRCログも存在しており、こちらが初出とされることもある)。タイターは2036年からやってきたと自称し、この時代にやってきた理由や予言を語ると共に、それらしい画像も投稿した。 これはネットユーザーたちの興味を惹き、まとめサイトが作られると共に超常現象や陰謀論で人気のラジオ番組でも特集され(前の記事でも登場したCoast to Coast AMである)、書籍(John Titor: A Time

    ジョン・タイターとは何だったのか|雨宮純
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    machida77 2023/06/22
    今となってはだいぶ外れたジョン・タイターとその正体を巡る説
  • 封印された?「そしじ」の謎|雨宮純

    筆者のTLに、最近よく流れるようになってきた文字がある。 ウ冠に神と主で、「そしじ」と読むとされる文字である。 「GHQに潰された文字」とされ、確かに筆者の手元にある漢和辞典にも記載がなかった。一方、下記のツイートのように「『宗』『主』『神』を合わせた造語」として紹介されることもある。このツイートでは、直後に「古くからあった漢字」と言われており、一文の中で矛盾が生じているが、そんなことを気にしていては陰謀論界ではやっていけない。果たしてこの「そしじ」は、どこからやって来たのだろうか。 〜2010年頃:造語として紹介されている現在では情報が溢れてしまっている「そしじ」だが、時系列を遡っていくと騒がれ始めたのは2020年代であり、それ以前にはほとんど情報がなかったことが分かる。最初期の例としては2006年に書家のブログで紹介されていた。ここでは「実在する文字ではない」「造語というか、作られたも

    封印された?「そしじ」の謎|雨宮純
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    machida77 2023/05/10
    戦後作られた造字がGHQに消された字にされるまで。GHQに消されたことにすれば何でもいいと思っている界隈がある。
  • コオロギ騒動の経緯に見る、発信側のミスと、不安・不満を利用するアカウントたち|雨宮純

    筆者の属性や活動内容はこちら (全文無料) コオロギが世間を騒がせている。特にコオロギに反発する声の高まりは大量の非難を生んでおり、授業の一環で試を行った高校にはクレームの電話が大量に寄せられ、コオロギパウダーを配合したパンを通販限定で販売したPasco(敷島製パン)と提携しているFUTURENAUTはバッシングの高まりに法的措置も検討している。 反コオロギ感情は一部のハードコアな陰謀論界隈では以前から共有されていたが、現在では数百万人ものフォロワーを抱えるインフルエンサーも言及するに至り、陰謀論や尖った思想とはほぼ無縁と言えるような一般層にも波及している。 ここに至るまでに、どのような出来事があったのだろうか。2022年6月頃から今年の3月時点までに起きたコオロギ関連の騒ぎをまとめたい。3月3日に行った一連のツイートでは「コオロギべない連合」までをまとめていたため、ここではそれ以降

    コオロギ騒動の経緯に見る、発信側のミスと、不安・不満を利用するアカウントたち|雨宮純
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    machida77 2023/03/08
    先日Twitterで触れていた昆虫(特にコオロギ)食陰謀論が広がるまでとその問題について。
  • 「地球温暖化対策の切り札」と言われた謎の木、スーパーポローニアの今|雨宮純

    この書籍とスーパーポローニアの事業を推進していた企業によれば、下記のような特徴を持ち、CO2の削減と木材利用による経済効果が望めるという。 わずか4~6年で直径40cmを超える成木になる(一般的な桐は15~25年)。 伐採した株から再発芽し、それもまた4~6年で成木になる。 杉の木の10倍以上の二酸化炭素吸収力を持つ。 軽い・熱伝導率が低い・乾燥が速いといった特徴を持ち、建材として利用できる。 確かにこれが当なら、地球温暖化対策としてはなかなか有望に見える。しかしこのスーパーポローニアについて調べていると、何かにつけて影がつきまとう。この木で事業を行っていた会社の幹部が、金商法違反で逮捕されているためだ。 ビジネスを主導していた会社の代表は金商法違反で逮捕逮捕されたのはスーパーポローニア事業を行っていたSという企業の代表、H氏と関係者2名である。これが報道されたのは2010年で、現在も当

    「地球温暖化対策の切り札」と言われた謎の木、スーパーポローニアの今|雨宮純
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    machida77 2023/03/06
    この記事に出ている早成桐は同様の手口(急成長する木で温暖化対策になるという触れ込み)の主張が批判されていたが前身があったとは知らなかった
  • 雨宮純が選ぶ、2022年の陰謀論トップ10(後編)|雨宮純|note

    2022年は神真都Qに参政党と、陰謀論絡みの団体が勃興し世間を驚かせる中、様々な陰謀論が流行した。後編でも引き続き、2022年の陰謀論を紹介する。 5位. 人類の文明は約200年前に起きた核攻撃と泥の洪水でリセットされている(マッドフラッド-タルタリア陰謀論)2021年に日に上陸したマッドフラッド-タルタリア陰謀論は2022年も引き続き流行し定着、このネタだけで陰謀論インフルエンサーの笹原俊が一冊を出版してしまった。 さらに、2022年はマッドフラッドフェスやマッドフラッドミーティングといったイベントも行われ、マッドフラッドのコミュニティは着実に成長している。 そして、横浜マッドフラッドフェスには参政党の秋田選挙区から出馬した伊東氏(ホツマツタエ研究家)が登壇しており、危うく地球平面説・マッドフラッド議員が誕生してしまうところであった。 そうです。この方、先の参院選で秋田選挙区から立候

    雨宮純が選ぶ、2022年の陰謀論トップ10(後編)|雨宮純|note
  • 雨宮純が選ぶ、2022年の陰謀論トップ10(前編)|雨宮純|note

    2022年は神真都Qに参政党と、陰謀論絡みの団体が勃興し世間を驚かせる中、様々な陰謀論が流行した。2023年最初の記事では、日頃陰謀論をウォッチしている筆者にとって印象深かった2022年の陰謀論を紹介する。 10位. 新型コロナワクチンを打つと巨大な血栓ができるが、これは人工寄生虫である「新型コロナワクチンを打つと巨大な血栓ができる」という海外の陰謀論が輸入され拡散。元は一人のエンバーマーが主張したもので、そもそも根拠になっている遺体にワクチン接種記録がないことや、一般的に死後見られる血栓と見分けがつかないことから既に否定されている。 10月25日頃から「新型コロナワクチンを打つと巨大な血栓ができる」という怪情報が出回り、1,000RTを超えるツイートも出ていますが、これは既に海外のファクトチェックで否定されています。https://t.co/EaiKyAUa8h pic.twitter.

    雨宮純が選ぶ、2022年の陰謀論トップ10(前編)|雨宮純|note
  • QPhoneを産んだ詐欺師たちの神話(後編)~イラクディナールとQアノン~|雨宮純

    筆者の属性や活動内容についてはこちら 中編ではQPhoneやQFSを産む源流となったNESARAについて解説した。続く記事では、グッドウィン亡き後もNESARAを生き延びさせることとなった詐欺についての話から始めたい。イラクディナール詐欺である。 イラク・ディナール2001年9月11日に起こった米国同時多発テロの後、米国内では「テロとの戦い」の機運が高まり、アルカイダを擁護していると見られたタリバン政権転覆のためアフガン侵攻が行われた。さらに2003年には、イラクが大量破壊兵器を保持している疑いがあることを主な理由として3月からイラク戦争が始まり、5月にはブッシュ大統領(当時)による戦闘終結宣言が行われ、連合国軍による占領統治が始まった。こうした状況の中で流行したのがイラクディナール詐欺である。 この詐欺の内容自体はシンプルなもので、「イラクディナールの価値は上がるはずだ」と言って売りつ

    QPhoneを産んだ詐欺師たちの神話(後編)~イラクディナールとQアノン~|雨宮純
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    machida77 2022/03/21
    QPhoneとオンラインサロン商法につながる背景
  • QPhoneを産んだ詐欺師たちの神話(中編)~NESARAとサイバーカルトの女王~|雨宮純

    筆者の属性や活動内容についてはこちら 前編ではQPhoneの設定や発信源を分析した。中編となる記事では、QPhoneやQFSを産んだNESARA/GESARAの世界を紹介したい。 詐欺を認めようとしない被害者たち話は90年代のアメリカに遡る。イリノイ州マトゥーンにクライド・フッドという元電気技師の男がいた。フッドは1994年に「Omega Trust and Trading Limited」という会社を設立し、自らを経験豊富なトレーダーであると称して教会の仲間や地元の人達に金融商品を売り始めた。 この「自称」国際トレーダーによれば、彼は「プライム銀行券」なるものに対する極秘の投資を行っていた。これにより、彼の商品では1個あたり100ドルの「ユニット」を275日間で50倍にすることができ、それをさらに2回繰り返すことができるというのである。つまり3年足らずで50×50×50=125,000

    QPhoneを産んだ詐欺師たちの神話(中編)~NESARAとサイバーカルトの女王~|雨宮純
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    machida77 2022/03/12
  • QPhoneを産んだ詐欺師たちの神話(前編)|雨宮純

    筆者の属性や活動内容についてはこちら ドナルド・トランプが使っていると言われる謎のスマホ、QPhone筆者は神真都Qヤマトキューの活動を追いかけているが、この団体は動きが早い上、主な活動の場であるLINEオープンチャットが47都道府県+α(複数存在している都道府県あり)と大量に存在するため全ての活動・事案を把握するのは不可能である。このため自身でもいくつかのオープンチャットを見つつ、Twitterのウォッチャー陣の投稿も参考にしている。 先日もTwitterを眺めていたところ、神真都Qのリーダーであるイチベイが、「ドナルド・トランプが使っている新型スマートフォン」として「QPhone」なるものを紹介していることが分かった。 イチベイさんまたさらっと嘘つきましたね??wwwww ( 続きます )#神真都Q pic.twitter.com/L4og7LiiBo — よめちゃん(⚈ ̍̑⚈͜ ̍

    QPhoneを産んだ詐欺師たちの神話(前編)|雨宮純
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    machida77 2022/03/05
    日本でも広まっているデマ。ドナルド・トランプが使っている新型スマートフォンQPhoneというヨタ話について。
  • 「コロナは嘘」論者はいかにして「塩の人」になったか|雨宮純

    筆者の属性や活動内容についてはこちら Twitterで批判を集める「塩の人」ここ最近、筆者のTLによく流れてくるようになったアカウントがある。 アイコン画像をよく覚えていてもらいたいこのアカウントは、まるで塩が万能薬であるかのような健康法・治療法情報を発信しており、特に医療関係者から注意喚起のツイートが度々行われている。 コレはガチです。塩で傷が爆速で治る。 包丁で指を切った時、塩を塗っておくと消毒絆創膏よりも治りが早い。 そのほか親知らずを抜歯した後の穴凹は塩水で口をすすぐと治りが早い。 塩は止血作用に加えて傷の修復も助けてくれるスグレモノ 傷口に塩を擦り込むという言葉は、先人達の知恵なのです。 — ダイスケ@塩と水を伝える人🌍 (@Daisuke_F369) January 25, 2022 また、上記のアカウントはあらかじめ医療関係者を大量にブロックしていることが知られている。ここ

    「コロナは嘘」論者はいかにして「塩の人」になったか|雨宮純
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    machida77 2022/02/22
    陰謀論者とマルチ商法
  • 世界線を移動する陰謀論者たち|雨宮純

    執筆者の属性、活動内容についてはこちら 何故か反ワクチンデモに紛れ込む、「ピカチュウの尻尾の先の色は何色?」先日筆者も取材した神真都Qデモは1月23日にも行われ、多数の画像がSNSにアップロードされていた。その中で、札幌で撮影された集合写真に何故か「ピカチュウの尻尾の先の色は何色?スマホで検索」と書かれたプラカードが掲げられていたため話題になっていた。 反ワクチンデモのプラカードに、なぜピカチュウの話題が書かれているのだろうか? このツイートの反応の中には、「面白がって参加した愉快犯によるものではないか」と言う人もいたがそうではない。このプラカードを掲げている人物は恐らく真面目に主張している。 結論から言うと、これは「世界線の移動」に気づいてもらうためのものだ。 一体何を言っているのか分からない人がほとんどと思うので、順を追って説明していく。 事実とは異なる記憶 - マンデラエフェクト先ほ

    世界線を移動する陰謀論者たち|雨宮純
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    machida77 2022/01/31
    Qアノンで広まっている話で日本でも陰謀論インフルエンサーが使っている話。
  • 神真都Qとは何か|雨宮純

    (全文無料) 先日投稿した神真都Qデモの記事には大きな反響があり、反応として「そもそも神真都Qとは何なのか」と疑問を持つ人が見られた。この記事では筆者がこの集団について把握している経緯をまとめる。 (筆者の属性や活動内容についてはこちら) 当初の表記は「大和Q」神真都Q(※読み方は「ヤマトキュー」)というのは、一言で言うと「陰謀論インフルエンサーの下で光の戦士(光側)を自称し活動している中高年のSNSユーザー」である。外部からは遊びに見えるが、当人たちは陰謀論を信じている「光の戦士」なので気であり、大規模デモやビラ配りに精を出している。 ※真偽はともかく、この後触れる彼らの物語はかなり壮大なものであり、世の中的には陰謀論として扱われる類のものであるためここでは「陰謀論」と呼称する。 ある程度長くインターネットを利用している方なら、このような団体を作る遊びは目にしたことがあるだろうし、また

    神真都Qとは何か|雨宮純
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    machida77 2022/01/22
    先日ノーマスクデモをやった陰謀論インフルエンサーとその周辺。
  • テスラ缶を取り込んだ日本のスピリチュアルビジネス|雨宮純

    最近陰謀論界隈で持ち上げられているテスラ缶(お値段250万円)の体験会が行われた模様。置いておくだけでどんな病気や怪我も治るとされているが、缶を開けると効果がなくなるので絶対に開けてはいけないらしい。 pic.twitter.com/xIzNncuwCb — PCR検査は感染症の診断に利用できます (@q44bh4aD6wzu8Pv) October 27, 2021 そこに写っていたのは陰謀論インフルエンサー、JOSTAR氏。謎めいた缶の周囲を囲む中高年の女性たち、「あらゆる病気や怪我が治る」という明らかに怪しげな謳い文句、「開けたら効果がなくなる」という冗談のような設定はネットユーザーを驚愕させ、1万を超えるリツイート数を記録した。 テスラ缶とはここに写っている通称テスラ缶は、正式には「Tesla BioHealing™ MedBed Generator」と言い、米国デラウェア州ミルフ

    テスラ缶を取り込んだ日本のスピリチュアルビジネス|雨宮純
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    machida77 2022/01/14
    反ワクチン、反マスクともつながる