ブックマーク / xtech.nikkei.com (6)

  • ソフトバンクのイーアク買収が投げかける携帯市場の今後の課題

    まさかiPhone 5の対応バンドが一国の携帯電話事業者の命運まで左右するとは――。ソフトバンクによるイー・アクセスの買収(関連記事)の緊急会見に駆けつけた記者は、一国の競争環境を変えるほどの影響力を持った米アップルのiPhone 5に対し、時代の変化を感じずにはいられなかった。 前述の記事に書いた通り今回の買収劇は、ソフトバンクグループが、iPhone 5でテザリングを可能にするために、同端末がサポートする1.7GHz帯(LTE Band 3、海外では1.8GHz帯と呼ばれることが多い)を保有しているイー・アクセスを周波数帯も含めて会社ごと買ったという構図である。この帯域は3Gの時代は世界的に活用する事業者が少なかったが、LTE時代に入り、欧州や韓国、アジアの事業者がLTEサービスを開始したことで価値が一変したのだ。 イー・アクセスについては、「いつか他社に買収されるのでは?」という噂が

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    mackiss
    mackiss 2012/10/10
  • 世界を変えたJobs氏の魔法(下)

    「どこよりも5年先を行っている」 スマートフォン「iPhone」をはじめとする自社製品がどれだけ先進的かを示すために、米Apple社の前CEOを務めたSteve Jobs氏はこうした表現を好んで使った。同氏が数年後の将来を思い描いて製品づくりを進めてきたのは間違いない。現在の携帯型音楽プレーヤー「iPod classic」や「iPhone 4S」のユーザー・インタフェースが、基的に初代の製品と大きく変わっていないことが何よりの証拠である。 ただし、現実は必ずしも自分の思い通りに進むとは限らない。時には状況に応じて針路を修正する柔軟性を持ち合わせたことも、Apple社が成功した理由だった。実際、同社は市場の反応や利用できる技術に応じて先々の製品計画を臨機応変に変更してきたようだ。 品質に自信を持って送り出したiPodも当初、音楽歴史を書き換えるほどの製品とまではApple社も思っていなか

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    mackiss
    mackiss 2011/12/15
  • ジョブズの遺産

    スティーブ・ジョブズ氏は世界に何を遺したのか。日のパソコン産業を作った一人である西和彦氏、ソニーなど家電メーカーで長く製品開発に携わってきた前田悟氏らが、ジョブズ氏の“遺産”を読み解く。 目次

    ジョブズの遺産
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    mackiss 2011/12/14
  • 世界を変えたJobs氏の魔法(上)

    iPadのことを魔法みたいって言うとみんなに笑われる。でも当に魔法みたいなところがあって、インターネットやメディアやアプリやコンテンツと、もっとダイレクトで親密になれる…。間にある何かが取り除かれて、なくなってしまう感じなんだ」。 米Apple社の前CEOで2011年10月5日にこの世を去ったSteve Jobs氏は、2010年6月の米メディアのインタビューで「ポスト・パソコン時代」に入りつつあると触れた後で、こう語った1)。この言葉を聞かせたかった人がいる。米Xerox社の研究所PARC(Palo Alto Research Center、現在は同社の子会社)に所属していたMark Weiser氏だ。Jobs氏が世界を変えた人物だとすれば、Weiser氏はその予言者だった。今では2人とも鬼籍に入ってしまった。 Weiser氏の予言はこうである。 将来、コンピュータは日常生活の中に溶け

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    mackiss 2011/12/14
  • ソニーとの協業を模索したJobs氏

    Steve Jobs氏が米Apple社で生み出した製品を振り返ってみると、1980年代の「Macintosh」、1997年に復帰した後にはカラフルな筐体で人気を呼んだ「iMac」や携帯型音楽プレーヤー「iPod」、スマートフォンの「iPhone」、タブレット端末「iPad」などが挙げられる。これらはすべて個人に向けた製品であり、革新的な製品だったといえる。 私は、ソニーなど家電メーカーで長く製品開発に携わってきた経験から、新たな価値を持った製品は大きく2種類に分類できると考えている。「従来の製品や、その利用シーンを置き換えるもの」と、「従来の製品と並存するもの」だ。Jobs氏は、主に前者の製品を開発することで市場を切り開いてきた。 例えば、Macintoshは、プログラミングに長けた利用者だけが使うことを許されたコンピュータを、GUIの活用で一般消費者が簡単に操作できるようにした。これが、

    ソニーとの協業を模索したJobs氏
    mackiss
    mackiss 2011/12/13
  • 「総合的な模倣だ」 アップルが怒りを露わにする理由

    競争優位を生み出す商品デザインを解説する専門誌、日経デザインは、米アップルが韓国サムスン電子を訴えたデザイン訴訟について詳しく調べ上げた。第1回の今回は外観のデザインパテントや商標の争点について取り上げ、次回の第2回ではインターフェースに関する争点を解説する。第3回ではサムスンの反論を紹介、第4回ではこの大係争が今後の商品デザインにどう影響を及ぼしていくのかについて考える。 ※  ※  ※ 米調査会社IDCが2011年8月4日に発表した4月から6月期のスマートフォン(多機能携帯電話)の世界出荷台数で、これまで首位を維持していたフィンランドのノキアを初めて追い落とし、米アップル(以下アップル)が前年同期比2.4倍の2030万台で首位に立った。 そして2位には、前年同期比4.8倍の1730万台を出荷した韓国サムスン電子(以下サムスン)が浮上し、アップルを追い上げている。スマートフォン市場で、こ

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    mackiss 2011/11/28
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