最近アメリカの機関投資家の間では、米国景気見通しの楽観論が、大いな広がりをみせているように感じます。ここ数年世界経済を牽引して来た途上国が、食料インフレで苦しむ中、着実に利益成長を遂げるアメリカ企業を目の当たりにし、「足元に魅力的な投資機会があるのだから、わざわざリスクを取って海外に投資する必要はない」と言った声まで聞かれます。 このようなアメリカ経済への楽観論を持っている代表的人物として、Warren Buffett氏(80)がいます。 「オマハの賢人」として知られる同氏は、ファンダメンタルズ株式投資家として、現世で最も著名で且つ経済的に成功している人物であることは、今更言うまでもないと思います。そんな同氏が、世界が大いなる不確実性に満ちているように感じられる今日、どんな楽観論を持っているのか、取り上げてみたいと思います。 Buffett氏率いるBerkshire Hathaway社は、
次に投資信託の資産残高を見ます。 やはり米国がいちばん大きいことがわかります。皆さんにおさえて頂きたいポイントは、有事のときはお金がアメリカやドイツや日本の方向へ逃げるということなのです。 さきほどは投資主体という面から見ましたが、今度は受け皿となる投資対象、つまり各国の市場の規模という面から物事を考えてみましょう。 これは世界の取引所の時価総額シェアを示したグラフです。なおこれは国別ではなくあくまでも取引所別です。従って例えばアメリカの場合、1位のNYSEと3位のナスダックが別々に示されています。 これは世界の株式市場のボラティリティを示したグラフです。2007年から現在までの平均、最低、最高を示しています。 これを見ると例えばロシアはボラティリティが高いことがわかります。 特に相場が荒れた時、つまり赤のケースですが、ボラティリティが跳ねあがっていることがわかります。次にブラジルもかなり
一昔前はホームページつくりました!すごいっしょ!みたいな時代もあったわけですが、今やホームページどころかsnsやら動画やらなんでもありの世の中になってきました。単純なサービス提供型から、体験提供型の世の中に変わりつつあるのかもしれませんね。 そんな中で、資産運用会社でもある程度以上の残高があれば、どのようなデザインや設計にするかは、常に担当者が頭を悩ませていることだと思います。 その中でも、PCの時とスマホの時、どのようにホームページを表示させるかについては、未だスタンダードがないようです。 トヨタやアップルなどは、レスポンシブデザインといって、スマホ用のページも、パソコン用のページも一緒に表示できる新しいタイプの表示方法を使っていたりします。 日本の運用会社のスマホサイト対応について調べてみたものが下の図になります。 今回の記事では上位10社だけを取り上げていますが、殆どはスマホサイトを
去年のグラマー・ストック、F5(=エフファイブと読みます)が引け後に決算発表し、アフター・マーケットで-22%も暴落しています。 その連想からナスダックのモメンタム銘柄がアフター・マーケットの気配で軒並み急落しています。 リバーベッド(RVBD) -9.9% セールスフォース(CRM) -4.96% アカマイ(AKAM) -3.7% アクメ・パケット(APKT) -6.45% VMウェア(VMW) -3.25% などです。 問題のF5の決算は次の通りでした: 売上高 予想2.71億ドル 実績2.69億ドル つまり売上高面でほんの少し事前予想を下回ったわけです。 さらに来期のガイダンスでも売上高が予想より少し少な目でした。 決算カンファレンス・コールで議論されたことは: 1. 今期は大型商談が以前ほど多く無かった 2. 引き合いそのものは活発 3. 年度末の「予算使い切り」のための駆け込み
楽天証券主催の勉強会シリーズ「グローバル投資のススメ」の第1回では「2011年の世界市場の見通し」についてプレゼンしました。 現在の僕の考え方がまとめてありますので1時間半という長い動画ですが時間があれば視聴してみてください。 カンタンに要点をまとめると: 2. その元凶は金利上昇にある 3. 債券市場がベアマーケットに入ろうとしているのに株が安泰なのはおかしい 4. 中国の利上げがハードランディングを避けられるかは誰にもわからない 5. 欧州は景気が悪いにもかかわらず財政を切り詰めている。これでは景気は回復しない 6. 米国はかろうじて3%のGDP成長を記録する。これはたぶんドイツより上だろう。 7. 今年は守りのポートフォリオに徹したい。 8. でも債券は世界的に駄目なので、それ以外の方法で「守り」を実現するしかない 9. 超長期のコモディティ・サイクルは未だボトムから少し上向いたに過
2010年11月07日 11/8の週の予定、新興国バブルがリードするマーケット カテゴリ:投資 11/8の週の予定など、経済指標発表予定&Today's Calendar トレーダーズスケジュール 8(月) 米冬時間へ移行 POMO(国債買入れオペ) 米3年国債入札320億ドル 9(火) 米10年国債入札240億ドル 米9月卸売在庫(10日0:00/0.6%) 米ABC消費者信頼感指数(10日7:00) 10(水) 米30年国債入札160億ドル 米MBA住宅ローン申請指数(21:00) 米9月貿易収支(22:30/-450億ドル) 米10月輸入物価指数(22:30/前月比1.1%) POMO予定発表ー>Open Market Operations 米10月財政収支(11日4:00/-1535億ドル) 11(木) 米休場(ベテランズデー)/株式市場は通常取引 G20首脳会議(ソウル~12日)
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