自分が住んでいる街の見慣れた光景が、別の場所から訪れた人の目にはとても魅力的に映ることも。 そうした「外からの」視点を借りることが、自分の周りにあるものを改めて見直すきっかけになったりします。 メルボルンを中心に活動する写真家のBen Thomasさんは、“Tokyo”の街に違った角度から光を当てています。 写真の一部に焦点を当てる手法も特徴的ですが、対象の選び方も新鮮味が。 「Tokyoの“心臓”を動かしている、あらゆる様相を見せたかったんだ」と話している通り、私たちが東京で日常的に見るような街並が、いつもとは違った表情を見せているようです。 これらは、Thomasさんは3月に発売した『Tiny Tokyo』という写真集に収められたもの。撮影は2012年に3週間かけて行われたそうです。 こうした写真を撮るためには、3ヶ月に及ぶ撮影スポットの調査と、「少しの運」が必要だったとか。 見終わっ