三越伊勢丹ホールディングス(HD)は羽田空港国内線ターミナルを運営する日本空港ビルデング、成田国際空港(NAA)の100%子会社で免税店を手掛けるNAAリテイリングと組んで、三越銀座店に空港型免税店を開設する。 通常の免税店は消費税のみが免除されるが、空港型では消費税のみならず、関税や酒税、たばこ税も対象になり、空港内にある免税店と同じだ。3社は9月に合弁会社を設立する。新会社の資本金は1000万円で出資比率は空港ビルが45%、三越伊勢丹HDとNAAリテが27.5%ずつだ。2015年秋に三越銀座店8階に出店し、売り場面積は3300平方メートル。品揃えは高級ブランドや宝飾品、時計、化粧品などが予定されており、初年度の売り上げは100億円、翌年度は130億円を目指す。 今回の免税店出店は、20年開催の東京五輪に備えたもので、三越伊勢丹HDは「訪日観光客をもてなすインフラ」の整備と説明している。
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