彼の所有する、ウエストサセックスにあるタングメールの林檎園には現在130種ものリンゴが栽培されている。中でも自慢の木は1本で50品種のリンゴのなる木だ。 これは彼が30年かけて接ぎ木を繰り返し、育て上げてきた集大成だ。50品種のリンゴの中には希少品種も含まれている。Ashmead’s Kernel という品種のリンゴは、1700年代、イギリス南西部のグロースターシャー州で発見されたもので、最も小さいサイズのApi Noirという品種はローマ時代にまで遡るという。 彼の林檎への愛着が初めて生まれたのは第二次世界大戦中にさかのぼる。1943年に果樹園で働き始めたことがきっかけで、そこではじめて収穫した時のリンゴの味が忘れられなくて、いつかこの味を再現しようと決意したのだそうだ。
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