「西成暴動」ビールが人気 就労支援きっかけで誕生―春には新工場も・大阪 2021年03月31日13時31分 人気ビール「西成ライオットエール」(右)の瓶を持つシクロの山崎昌宣社長。左も大阪市にちなんだ同社のビール=1月14日、大阪市西成区 大阪市西成区で障害者らが造るクラフトビールが人気を集めている。かつて日雇い労働者らによる投石騒ぎなどで荒れた「あいりん地区」で誕生したビールの名は「西成ライオット(暴動)エール」。月約2000リットル、小瓶約6000本分が出荷されるが、インターネット販売ではあっという間に売り切れ、手に入りにくい状況が続いている。 復興の姿「ビールで伝える」 米から移住の醸造家―宮城・気仙沼 製造しているのは、介護や障害者福祉を中心に事業展開する「シクロ」(西成区)。2018年4月、就労支援の一環としてビール醸造事業を始めた。「俺たちに酒を造らせたらええんや。わしらがお酒
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