「フリー」と「シェア」の時代が終わる。 壊れてしまったインターネットはどこへ行く? 特集「ワールド・テック・リポート」特別編 いわゆる「リンク税」や「アップロードフィルター」等の項目が議論を巻き起こした、EUの改正著作権指令は、2019年3月26日に賛成多数で可決した。500万人以上の反対署名が集まっているにもかかわらず、である。 「欧州議会はこの指令を躊躇することなく可決した。そこにはインターネットの『フリー』と『シェア』を再考すべきというメッセージが込められている。」 ベルリンを拠点に活動する、メディア美学者・武邑光裕氏はこう語る。 なぜ今、インターネットの「フリー」と「シェア」文化を見直す必要があるのだろうか? 去る4月18日、東京・恵比寿のデジタルガレージ本社にて、武邑氏にインタビューの機会を得た。 同日に開催された武邑塾2019「EU製の未来 インターネットの再構築はいかにして可
僕は山田学校の生徒です。2011年にサントリーのオランジーナで「ムッシュはつらいよ」というキャンペーンを立ち上げたのですが、コマーシャルをつくるたびに毎回、松竹にある監督の部屋で何時間も企画をさせてもらっていました。 カット割りのこと、喜劇とは何かということ、映画のこと、昔のこと、今のこと、本当にいろんなお話をしてもらいながら、いっしょに企画をしました。なんと贅沢な時間だったか。そこでの学びは振り返るとそれ以降の自分のアウトプットにかなり大きな影響を与えています。 そんな山田学校での学びを一部でもみなさんに共有したいと思って山田監督にお声がけさせていただきました。監督は当日1時間半惜しみなくいつものように、たくさんのお話をしてくださいました。 本来電通報は数千文字程度で連載されていくものだそうですが、あの場にあった奇跡のような濃密な時間を少しでも再現したいので、編集の皆さんに無理を言ってあ
楽器店や書店で販売されている楽譜。今後、その楽譜の流通の仕方が少しずつ変化していく可能性がありそうです。先日、大手総合印刷会社の大日本印刷が電子楽譜の制作・配信を行う流通販売事業を開始したのと同時に、その電子楽譜をiPadで閲覧し、活用するためのアプリ、MuseCloud(無償版)を公開しました。 これまでもPDFを用いた電子楽譜は一部で流通していましたが、今回、大日本印刷が採用したデータ形式は、FinaleやSibelius、Doricoなどの楽譜作成ソフトが共通フォーマットとしてサポートしているMusicXML。このMusic XMLを用いることで、単に表示できるだけでなく、簡単に移調することができるし、実際に演奏させることもできるため、PDFとは役割が大きく変わってきます。実際、電子楽譜とはどんなもので、MuseCloudで何ができるのか、紹介してみましょう。 大日本印刷が電子楽譜の
(画像はDRAGON BALL 1 (ジャンプコミックス) | 鳥山 明 、僕のヒーローアカデミア 1 (ジャンプコミックス) | 堀越 耕平、鬼滅の刃 1 (ジャンプコミックス) | 吾峠 呼世晴 | Amazonより) そんな『ジャンプ』の強さの秘密はどこにあるのか。そして紙の雑誌の売れ行きが急速に落ち込んでいる現在、『ジャンプ』を中心とした少年漫画はこの先、どんな方向を目指していくべきなのか。 それは漫画業界だけでなく、『ジャンプ』の連載漫画を原作とした作品が大きなウェイトを占めているゲームやアニメなどの世界においても、大きな関心事だと言えるだろう。 2019年8月27日にDiscordで配信されたラジオ「居酒屋:でんふぁみにこげーまー」では、ホスト役にTAITAI編集長と鳥嶋和彦氏、鵜之澤伸氏、そしてゲストにサイバーコネクトツーの松山洋氏と、集英社の矢作康介氏を迎えて、「漫画はこの
世界で最もピュアなオーガニックコットンを届ける。 REMEI社が目指す「All Holder Value」とは? 「オーガニックコットン」とひと口にいっても、世界には様々な種類があることをご存知ですか? オーガニックコットン100%のタオルをつくるIKEUCHI ORGANICでは、インド・タンザニアで行なわれている『bioRe(ビオリ)プロジェクト』から生まれるオーガニックコットン『bioReコットン』を全面的に採用しています。 bioReプロジェクトとは、スイスのREMEI社(リーメイ社)が1980年代から行なっている活動です。オーガニックコットンの栽培を指導するだけではなく、教育や生活に必要なインフラの整備など、農家の人達の暮らしを豊かにする様々な取り組みを行っています。 IKEUCHI ORGANICは、REMEI社のその企業姿勢に共感し、bioReコットンが世界で最もピュアなオー
12月8 腐るお金eumo 愛媛県時代にお世話になったイケウチオーガニックの池内計司さんに誘われて、 池内さんと、eumo代表取締役新井和宏さんのトークセッションに参加してきました。 投資銀行で運用業務などをされた後、イケウチオーガニックなど日本中から探し求めた「いい会社に投資」をする鎌倉投信を立ち上げた新井さん。 社会問題の本質は、 ①選択肢がないこと ②選択できる環境や能力がないこと と考える中で、自分が長く関わってきた「お金」は全てが数字で測られ、選択肢がないことに気づき、新しい「お金」をつくられます。 それがeumo(ユーモ) eumoは、 ・貯められない=腐る ・関係構築のための手段 ・ネット決済できない などの特長があります。 ホームページのとおり、使うための手続きも手間がかかりますし、使えるお店は新井さんが選んだ「いい会社」だけで、全国でも数えるほど。しかも現地に行かなければ
オランダ政府観光局(NBTC)が観光戦略を大きく転換する。これまで誘致プロモーションを中心としてきたが、今後は旅行者数よりも受け入れ地域にもたらす恩恵を重視するプロモーション方針や、受け入れる交通や宿泊産業のサステナビリティ徹底などを通じ、未来の時代に即したツーリズム確立を目指すもの。「2030 Perspective(2030年への展望)」と題した活動指針をまとめている。 直近では、プロモーション強化を目的とされてきた組織への民間出資比率を引き下げる。また、予算も削減し、海外拠点を市場規模上位のドイツ、ベルギー、英国、フランス、北米の5カ所のみに限定し、スペイン、イタリア、日本の支局を2020年3月末で閉鎖する。閉鎖後の観光情報の発信は、デジタル(ウェブサイト)のみとなる。 新方針の策定に先立ち、オランダ議会では2018年から、オーバーツーリズムやサステナビリティなど、観光を取り巻く諸問
二子玉川の未来に向けたクリスマスプロジェクトにmore trees代表坂本龍一氏登壇!東北ユースオーケストラによる「Merry Christmas, Mr. Lawrence」など名曲生演奏! 開業50周年記念2019クリスマスプロジェクト「love and trees」 ミニコンサート&トークショー 日時:12月18日(水) 第一部 東北ユースオーケストラによる弦楽四重奏ミニコンサート 14:00~ 第二部 more treesトークショー 14:40~ 登壇者:more trees代表理事 坂本龍一氏×事務局長 水谷伸吉氏 会場:本館1Fグランパティオ 特設ステージ 特別協力:株式会社ワイス・ワイス 坂本 龍一 1952年東京生まれ。 1978年『千のナイフ』でソロデビュー。 同年『YMO』を結成。散開後も多方面で活躍。 環境や平和問題への言及も多く、森林保全団体「more trees
カルチャー 西武大津閉店に寄せて。70年代の写真とともに一級建築士本田明氏による寄稿 2019/12/5 カルチャー 大津エリア 投稿者: しがトコ編集部 『2020年8月、西武大津店が閉店』 突然のニュースに、滋賀県民に大きな衝撃が走りました。 1976年に開店した西武大津店。当時は滋賀県で唯一のデパートとして、 たくさんの人が足を運び、華やかな商業施設として賑わっていました。 それから43年余り。西武大津店は、それぞれの世代に思い出を残し、 もうすぐ幕を閉じようとしています。 大きな存在がなくなる寂しさを共有したい。 そんな思いから、しがトコ編集部では開店当時の様子を知る、 滋賀県在住で建築家の本田明さんに寄稿を依頼しました。 記事の写真は、1979年にニコンの一眼レフで撮影されたもの。 当時の本田さんが、人生で最初の”大きなお買い物”として購入したカメラです。 少し色あせたサービス版
アンディ・ウォーホル 三つのマリリン 1962 アンディ・ウォーホル美術館蔵 (C) The Andy Warhol Foundation for the Visual Arts, Inc. / Artists Rights Society (ARS), New York 出品点数200点の半数以上が日本初公開作品。そんな展覧会「アンディ・ウォーホル・キョウト」が、京都市京セラ美術館で2020年9月19日から開催される。 本展は、ポップ・アートを代表するアーティストであるアンディ・ウォーホルの、京都初となる大回顧展。 アンディ・ウォーホル(1928〜87)は、商業デザイナーからキャリアをスタートさせ、30代でアーティストとして本格的に制作を開始。初期にはアクリル絵具でキャンバスに描く手法をとっていたが、60年代以降は「ファクトリー」と呼ばれるアトリエをニューヨークに設立し、シルクスクリ
今年6月に端を発した吉本興業の“闇営業騒動”。その中心人物となったのがお笑いコンビ「ロンドンブーツ1号2号」の田村亮さん(47)でした。騒動発生から騒動を複雑化させたウソ、いきなりの会見、そして今の思い―。相方の田村淳さん(45)が「なんでも聞いてください」と、一連の騒動の舞台裏を初めて明かしました。 このウソは大変なことになる “闇営業”の記事が出ると聞いた時、すぐ亮に電話をしました。当然、相手が反社会勢力とは知らずにそういう場所に行ったんだろうなと。それは思った通りだったんですけど、お金のことを尋ねたら「もらっていない」と。 瞬間的に思ったのは「こんな場に行って、もらってないってある?それは信じられない」ということでしたし、それを亮にも言いました。それでも「もらっていない」と。 ただ、これはTwitterでも書いたんですけど、僕の知ってる亮はウソをつくヤツじゃない。そんな思いが根底にあ
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く