「仕事は本当に、地球上、どこにいてもできますね。場所に縛られるオフィスはもういらないんじゃないかと」 藤澤聡明。マイクロソフト、グーグル、そしてアマゾンと、世界のトップ企業で重責を次々に担った後、2018年に突如、沖縄県浦添市に移住し、周囲を驚かせる。 「那覇市の少し北側で、自宅は『キャンプキンザー(アメリカ海兵隊の基地、正式名称は「牧港補給地区」)』が向かい側で、普天間基地も近いんです。まさに『東京にいると感じられない日本』で暮らしている実感がありますね」 現在は、マイクロソフト時代の仲間が立ち上げたスタートアップのボードメンバーとして、海外のオンライン動画配信企業に日本映画の配信権を販売する部署を率いる。 沖縄県浦添市の仕事場(左)と、「臨港道路浦添線(浦添市)」横の大型ショッピングモール駐車場で見た夕焼け(右) 「人」がつないだキャリアパス 「新卒で、300年の歴史のある某商社に就職