ファシリテーションとの出会い ファシリテーション[1]は促進するという意味があり、主には利害関係者の納得感を高める手法としても注目されています。著者は数年前から日本ファシリテーション協会に会員として参加し、運営委員も行っています。 ファシリテーションの勉強を始めたきっかけは、1冊の本でした。その本は「組織をファシリテーションで変革していく」というテーマで書かれていました。元々がドラマのルーキーズのような「熱い気持ち」が大好きで、「お客様のためによりよい仕事がしたい」「プロの心得を会社に浸透して、みんなが羨むようなすごい組織にしたい」といったものを目指していましたので、ファシリテーションの考え方に心が動かされました。 現在は、プロジェクトや組織にも意識的にファシリテーションを持ち込むようにしています。今回は、事例を元に、エンジニアのモチベーションが上がること(下がること)について、考えて