タダは国を滅ぼす〜高速道路も年金もタダにできるわけない 最近、タダ(無料)をありがたがる風潮が高まっているのを感じる。「なんでもタダがいい」といった考えに染まると、この国は滅んでしまうのではないだろうか。今回は、いくつか事例をあげながら、タダが蔓延する風潮について考えてみたい。 杉並区では、子育て中の親がコンサートをタダで鑑賞できる 杉並区は子育て中の区民に対して、ベビーシッターを雇ったり、コンサートを鑑賞するのに利用できる金券「子育て応援券」を配布している。金額は、0〜2歳児の子供1人あたり年6万円、3〜5歳児の子供は年3万円だ。利用率は9割近くに達しているとのことだ。 この金券のコストは税金で賄っている。子育ての応援が目的ならば、保育園を、働く女性により使いやすくするなどの政策で対応するのがスジだろう。コンサート鑑賞などの“気分転換料”を親に直接支払う、というのは話が違う。
東京都の教育庁が、早期退職を勧奨するターゲットとして、障害者を家族にもつ教職員、育児中の教職員を挙げていたということが発覚している。 少子化対策だノーマライゼーションだと言っても、肩たたきという、この社会では人格を否定し社会的に排除をすることにする標的に、障害者がいたり、育児をしている職員を対象にするのでは、どうしようもない。 障害者を抱えたり、育児をしている人たちが、就職差別で苦しんでいる現実に手を貸しているのがほかならぬ役所だということは一生忘れてはならないことだと思う。差別糾弾をする団体の前だけ、オウム替えしに差別に反対だと言い繕って、本音ではこんなこと考えているというふうに考えたらよいのだろうか。なかなか根が深い。 なぜか高齢者の介護が例に挙がっていないのが不思議だ。障害者や育児が肩たたきの対象なら、高齢者介護も対象になるはずじゃないか。都教育庁のじじいどもは自分たちの近未来のこと
結構前から思っていたことなんだけれど医療費がタダって本当に良い事なのか。例えば東京都23区内だと未就学児(小学校入学前まで)は医療費がかからない*1。参考例を挙げてみると 乳幼児(6歳に達する日以後最初の3月31日まで)が健康保険証を使って医療機関で診療を受けた場合、その窓口で支払う“医療費の自己負担分”及び“入院時の食事療養費”を助成する制度です。平成19年10月から対象を「15歳に達する日以後最初の3月31日までの児童」に拡大する予定です。 という事なので新宿区に至っては平成19年10月から15歳まで拡大するみたいですね。いまこそ必要なたしかな野党が頑張った結果らしいのですが別の党を支持してる人たちからもこの点に関しては異論が無いようでして。 で、コレって本当に必要なの?って話。 確かに育児にはお金がかかるから少子化対策としても有効だ、という意見に対して真っ向から否定出来ないです。だか
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く