「隠れ待機児童」実態把握へ=保育所・こども園整備のベースに−政府 「隠れ待機児童」実態把握へ=保育所・こども園整備のベースに−政府 政府は28日、保護者がパートタイマーで、市町村の保育所入所待機児童リストからの漏れが多いとされる子どもについて、実態把握に乗り出す方針を固めた。これらの「隠れ待機児童」も含めて待機児童数を割り出し、それをベースに保育所や幼保一体施設「こども園」の整備を進める。実態把握は2013年度施行を目指す子育て支援改革「子ども・子育て新システム」に併せて実施する。 現行の保育所制度は、市町村が保育の必要がある子の保護者と契約し、受け入れ先を決める。本来は保護者の就労形態を問わず保育所利用が可能で、市町村は満員で入れない子を待機児童リストに載せる必要がある。 しかし、待機児童問題が深刻な都市部では、保護者がフルタイム勤務の子をリストに載せる一方、パートタイム勤務の子は入