愛知県は、日曜日の保育園の受け入れ児童枠を拡大するための補助制度を新設すると3日発表した。夏の電力ピークを抑えるために自動車工場などが実施する「土日操業」に伴い、工場従業員の子どもの預け先を確保するのが狙い。 補助制度は、保育園を運営する県内市町村に対し、日曜日の児童受け入れに伴う保育士の人件費の一部を県が負担する。また、小学校低学年の児童を預かる「放課後児童クラブ」を日曜日に開く場合も補助対象にする。夏場の7〜9月の3カ月間に限定する補助制度は全国初という。 中核市・指定市の名古屋、岡崎、豊田、豊橋市は補助対象外。補助に必要な1600万円は今年度予算の予備費で賄う。