「結婚相談所に入会したのが一昨年の5月で、今のダンナさんを紹介されたのは6月です。10月に本交際を始めて年末にプロポーズされて退会。すぐに妊娠したけれど流産してしまい、ちゃんとしておこうと思って入籍したのが去年の4月です。8月にまた妊娠して、今年の初夏に無事に生まれました。すべてが急だったので実感がありませんが、幸せなんだろうなーと思います」 同級生が結婚し焦りを覚えた志保さん 東京郊外の商業施設内にある中華料理店にランチに来ている。生後数カ月の息子をあやしながら、この2年間の全体像を示してくれるのは、勤務先のIT企業を育児休業中の高橋志保さん(仮名、38歳)。白いTシャツとチェック柄のロングスカート姿にショートカット。筆者とは5年ほど前からの知り合いなので、少年のような飾り気のない口調で話してくれる。 音楽が好きで、20代はバンドマンばかりと交際していたと志保さんが振り返る。最も長かった
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