2000年代、『月姫』、『ひぐらしのなく頃』といった作品が同人ゲームから出てきた。これは衝撃だった。更に商業作ともなっていく様は更に驚愕だ。 その上、同人でありながら二次創作まで盛んであり、1ジャンルを築いていった。 本当に恐ろしいことである。 同人という、個人から始まった作品が市場で大きなムーブメントを生んだのだから。 最近だと、同人エロCG集ではあるが『搾精病棟』もヒットしたことで騒ぎとなり、その利権を獲得しようと企業が名乗りを上げたことは話題に新しい。 そんな中、Web小説も負けてはいないが、その切っ掛けは書籍化頼りになっていることが多い。 先の例からも個人でも大きなコンテンツを作り出せるハズなのに。事実、『ソードアート・オンライン』もWeb小説であり、ネットに掲載されたいた当時から好評だったと聞く。むしろ、好評だったからこそ、作家デビューを機に出版社が書籍化をオファーした作品である
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