VISITOR このパターンは、データ構造に変更を加えずに、新しいオペレーションを追加するためのパターンです。 VISITOR は、処理対象となる Element と、個々のクラスに対する処理を記述した Visitor の2つで構成されます。2つのオブジェクト間のプロトコルが定義されており、Elementには、accept(Visitor v) を定義し、Visitor は、visit(xxElement e) を定義する必要があります。 VISITOR パターンは、オブジェクトのクラスを特定するための型チェック機構を備えているため、扱っているオブジェクトのクラスが曖昧になる COMPOSITE パターン等のデータ構造において、処理の追加を実現できます。 具体的な例を知りたい方は、『VISITOR で四則演算?』を参照してください。 ■ 『VISITORの骸骨』の構造 ■ 『VISITOR