「暑くて眠れない」という声が続出している。「不眠」は日中のパフォーマンスを落とし、活動を制限してしまう立派なストレスだ。そこで、健康ジャーナリストの結城未来が、環境が人の体にどう影響を及ぼすかを研究し続けている九州大学の安河内朗名誉教授に、「酷暑による不眠ストレス解消」のヒントを教わった。寝苦しさ脱出の決め手は「放熱」、体内にたまった余分な熱を逃がすことだそうだ。 「放熱」とは、体内の余分な熱を外に出すこと。放熱を促すには、パジャマを半袖・半ズボンにするのも有効だ。写真はイメージ=(c)Olha Shtepa-123RF 今年の暑さは様子が違う。命に関わるくらいの暑さだ。そこで研究データを基にした「酷暑による不眠ストレス解消」術について、生理人類学や人間工学を専門とする安河内さんにヒントをいただくことにした。 …というのも、連日「体を冷やす」ための対策などが各メディアで紹介されているが、過
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