2024年1月22日のブックマーク (5件)

  • ラヴジョイ『存在の大いなる連鎖』補論:現代に生きる存在の連鎖 (ちがう) - 山形浩生の「経済のトリセツ」

    昨日、ラヴジョイ『存在の大いなる連鎖』の最終講を見て、その滅多斬りぶりがスゲえという話をした。 cruel.hatenablog.com 一晩寝ると、なおさらすごいな、と思う。ふつう、ここまでやらないと思うのだ。普通はどうするだろうか? なんとかポジティブに終えたいと思ってしまうのが人情だろう。そしてその簡単な手はすぐに思いつく。まず、最終回の題名を変えよう。 「現代に生きる存在の連鎖」 とかいうタイトルにしましょう。そして、全体の話の構成はこんな具合にしよう。 (ヤコービが〜、シェリングが〜、で、全部破綻しましたという話) 確かに、こうした神学や哲学の分野においてはこの観念は破綻し消えた。 しかしそれは偉大な敗北、豊穣で多産な破綻だったんだ。 だって、世界に一貫した合理性があるという確信は現代科学に受けつがれたんだ! さらにベルグソンやホワイトヘッドみたいな現代の人々にも影響は見られる。

    ラヴジョイ『存在の大いなる連鎖』補論:現代に生きる存在の連鎖 (ちがう) - 山形浩生の「経済のトリセツ」
    maeda_a
    maeda_a 2024/01/22
    “いやね、そのね、もうちょっと手心というかなんというか。マジでシェリング研究したり、ベルグソンがすごいと思ったりして頑張ってる人っているわけでしょ…それをまあ、こんなタコ殴りに嘲笑しまくって”
  • 「正さないと社会に悪影響」明石隣接の加古川・岡田市長、泉市長の「まちの好循環」発信に真っ向反論

    2016年10月発行の「広報あかしシティセールス特別号 子育てするならやっぱり明石」などに載せた表。明石市への転入者が多い神戸、加古川、姫路市との間で、公園や病院の面積当たりの数などを比べている 手厚い子育て支援が人口を増やし、人口増が税収を押し上げ、「まちの好循環」が起きている-。泉房穂明石市長による、このような発信に、兵庫県加古川市の岡田康裕市長が疑問を投げかけている。景気拡大により全国の自治体で税収が増えた中、人口増による税収増効果を過大に見せているとして、泉市長の発信の仕方は人びとの誤解を招く「数字のマジック」と指摘する。隣まちから見る泉市政について聞いた。 ■税収増「人口増が要因か」 -泉明石市長の発信に対し、抱いている疑問とは。 「人口増により税収が三十数億円増えたと多くの人は受け取っているが、果たしてそうだろうか。安倍政権下の財政拡大や金融緩和の影響で、多くの自治体の地方税収

    「正さないと社会に悪影響」明石隣接の加古川・岡田市長、泉市長の「まちの好循環」発信に真っ向反論
    maeda_a
    maeda_a 2024/01/22
    “手厚い子育て支援による『まちの好循環』を全国の自治体に広める-との論理そのものがおかしい…自治体がみんな子育て支援を手厚くした場合、そのまちへ、どこから人が転入してくるのか”
  • 非営利団体と政府の対象:理論と医療部門への応用 - himaginary’s diary

    というNBER論文が上がっている(ungated版)。原題は「Nonprofits and the Scope of Government: Theory and an Application to the Health Sector」で、著者はKaren Eggleston(スタンフォード大)。 以下はその要旨。 Nonprofits supply many tax-financed services like healthcare and education. Yet nonprofits are absent from the canonical property rights theory of ownership. Extending the government “make or buy” decision to nonprofits and ex post frictions

    非営利団体と政府の対象:理論と医療部門への応用 - himaginary’s diary
    maeda_a
    maeda_a 2024/01/22
    “政府が業務を企業に下請けに出すことの是非を刑務所の民営化を例にとって分析した元論文に対し、こちらは非営利団体に下請け対象を拡大し、医療を例にとって分析した格好になっている”
  • ラヴジョイ『存在の大いなる連鎖』の最終講:存在の連鎖は破綻した無意味な思想 - 山形浩生の「経済のトリセツ」

    ラヴジョイ『存在の大いなる連鎖』の翻訳を始めた話はした。 cruel.hatenablog.com 素直に第2講を初めて、半分くらいはおわっているんだけれど、そもそもこの話がどこへ行くのか知りたくて (はい、推理小説もまず最後を読むタイプです)、最後の第11講をあげてしまいました。 ラヴジョイ『存在の大いなる連鎖』第11講 (最終回) もちろん、このpdfを読むとそれなりにウダウダしい。だが、そこで言われていることは、第1講と同じでとてもシンプルではある。それはつまり、以下の通り: 「存在の連鎖」という観念は最終的に、二千年かけて詰めていったらボロボロでまったく整合性がないことが明らかになった。 だから破綻して、すると一気に忘れられてしまった。 思想そのものの現代的な価値はまったくない。 ただこういう変なものにハマる精神の働き (すでに蒸し返すバカも出てる) の記録という意味はあるかも。

    ラヴジョイ『存在の大いなる連鎖』の最終講:存在の連鎖は破綻した無意味な思想 - 山形浩生の「経済のトリセツ」
    maeda_a
    maeda_a 2024/01/22
    “こんなふうに「いや西洋思想の大半は、筋ワルな妄想を追いかけていただけで、それが二千年かけて破綻しちまったんですよ、ハッハッハ」なんていう見通しをもらえるとは思っていなかった”
  • 櫛野展正連載「アウトサイドの隣人たち」: 90代の芸術道

    櫛野展正連載「アウトサイドの隣人たち」: 90代の芸術道ヤンキー文化や死刑囚による絵画など、美術の「正史」から外れた表現活動を取り上げる展覧会を扱ってきたアウトサイダー・キュレーター、櫛野展正。2016年4月にギャラリー兼イベントスペース「クシノテラス」を立ち上げ、「表現の根源に迫る」人間たちを紹介する活動を続けている。彼がアウトサイドな表現者たちに取材し、その内面に迫る連載。第71回は、教員退職後に創作をスタートさせ、96歳のいまも制作を続ける横山海夫さんに迫る。 文=櫛野展正 横山海夫さん 静岡県西部に位置し、日屈指の茶処として知られる菊川市。一級河川の菊川に架かる橋を渡った先で手を振って出迎えてくれていたのが、横山海夫(よこやま・うみお)さんだ。「朝起きて体操しているから健康ですよ。オリンビックやパラリンピックの人たちを観ていたら、鍛えりゃ凄い力がつくもんだと感動して、数年前から体

    櫛野展正連載「アウトサイドの隣人たち」: 90代の芸術道
    maeda_a
    maeda_a 2024/01/22