「もはや学生が憧れる企業ではない」 NTT東日本の危機感が生んだ”実務型インターン”:応募者数は約1.5倍に(1/5 ページ) 「学生の憧れの企業から年々離れていっている」――NTT東日本でインターンシップの設計を担当する総務人事部 人事第二部門 海外研修担当の伊藤信吾氏(取材当時)は自社の採用力低下に対する懸念を示した。 伊藤氏はもともと新規事業関連の業務を担当していたが、MBA留学の準備期間として2年前に総務人事部に異動となった。留学間近のタイミングでコロナ禍が直撃。留学を一時断念し、総務部への残留を決断した。採用業務を通じて自社の魅力付けが急激に弱くなっている現状を見せつけられ、その危機感から採用改革に着手することを決意したのだ。 NTT東日本が「学生の憧れ」でなくなったと感じ始めたのは3~4年前。以前に比べ、東京大学や京都大学などの高学歴と呼ばれる学生がインターンに参加しなくなった
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