まさに異例ずくめの「謝罪」というべきだろう。情報番組のコメンテーターの発言がこれほど大きな波紋を呼んだことはもちろん、テレビ朝日の“一社員”に過ぎない玉川徹氏(59)の謝罪が、同局の看板番組において約2分半にわたって報じられたこともまた、前代未聞である。 【写真】3秒以上にわたり、これ以上ないほど“深々と”頭を下げ続けた「玉川氏」 10月19日放送の「羽鳥慎一モーニングショー」の冒頭、いつものスタジオから報道フロアと思しき別の場所に画面が転じると、そこには直立不動の玉川氏の姿があった。まもなく、玉川氏は神妙な面持ちで次のように語り始めた。 <おはようございます。今回の、私の事実誤認のコメントにより、ご迷惑をお掛けした電通および菅前総理大臣に対し、改めてお詫び申し上げます。このような事実に基づかない発言をテレビでしてしまったという、それは、私の慢心と驕りがあったからだと反省致しました。申し訳