「最近、ニコ生の宣伝ばっかりじゃん!」というお声を頂いたので、心を入れ替えて久しぶりに映画感想なぞ書こうかと思う。 実写版『進撃の巨人』を観賞したのだが、ちょう面白かった。 ネットのあちこちで炎上しており、辛辣なコメント*1ばかり目にするので、あまり期待せずに観に行ったのだが、これは日本映画史、少なくとも特撮映画史に一つのエポックとして残る映画なのではないかと思ったよ。 進撃の巨人(17) (講談社コミックス) 諫山 創 原作漫画がちょう面白いので、単にダイジェストにしてもそれなりの映画になる*2と思うのだが、すげーと思ったのは原作を改変してきたことだ。それも、単なる改変ではない。なんと主人公が「童貞」なのだ! や、勿論原作の主人公であるエレンも童貞であろう*3。ただ、原作のエレンは15歳で、周囲の人間も童貞ばかりだ。更に、ヒロインであるミカサは子供の頃に命を救われたという理由でエレンにベ