蓄電池で走る試験用電車の完成を祝ってテープカットする関係者=北九州市小倉北区のJR九州小倉総合車両センターパンタグラフを下げて蓄電池で走る試験用電車=北九州市小倉北区のJR九州小倉総合車両センターパンタグラフを下げて、蓄電池で走る試験用電車=北九州市小倉北区のJR九州小倉総合車両センター試験用電車の床下に取り付けられた蓄電池=北九州市小倉北区のJR九州小倉総合車両センター 【平林大輔】送電がなくても、電池で走れます――。JR九州は、同社初の蓄電池で動く電車を試作し、29日、小倉総合車両センター(北九州市)で報道陣に公開した。電化されていない路線での導入を目指し、今後1年間かけて試験する。 この日、電車はパンタグラフを下げ、架線からの電気を遮断。充電済みの電池で数百メートル走った。 電車は2両編成。筑豊線などで活躍する817系を改造。床下に二つのリチウムイオン電池を積んでいる。非電化区