日本では、歌って踊って笑いも取れる世界の歌姫が目下牽引中の Android 端末(au 以外も含む)が、円高還元絶賛セール中の iPhone に対して出荷台数ベースで3倍差と大逆転しました。 巷では『Softbank も Android 注力?』『他キャリアでも iPhone?』などとささやかれる、生き馬の目を抜く携帯電話、主にスマートフォン市場について、アジアを中心とした世界各国の実情を探っていきます。 2010年度の世界全体の携帯電話出荷台数は、13.3億台と、前年比11.5%の増加となりました。加入者数ベースでも46億人だそうで、世界の人口の3分の2以上が手にしている計算になります。(*1) この増加分がスマートフォンといいたいところなのですが、実際の2010年度の増加分の多くは、新興国におけるフィーチャーフォンの出荷増が影響しています。ちなみに、スマートフォンの2010年度世界出荷